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冬場のバイクエンジン始動に便利!キャブ車におけるチョークの正しい使い方

冬場のバイク走行で困るのが「エンジンが掛からなくなる」ことではないでしょうか。これは寒冷地の人も多く経験するトラブルですが、その際にはチョークが活躍します。一体、チョークはどのように使えば良いのでしょうか。今回はチョークの効果的な使い方を紹介します。

チョークとは

気温が低いとガソリンも気化しにくく、エンジンも掛かりにくくなります。こういった際に役立つのがチョークです。チョークを利用することで、ガソリンを一時的に濃くすることが出来ます。結果として、ガソリンも気化しやすくなり、エンジンもスムーズに掛かるという仕組みです。チョークのレバー・ワイヤーはバイクの左ハンドル付近に付いている場合が多いですが、他の箇所に付いているバイクもありますから、自分のバイクを確認してどこにチョークがあるのか把握しておきましょう。

チョークとは

チョークの使い方

チョークの使い方は簡単です。チョーク弁をいっぱいに引いたら、セルでエンジンを掛けましょう。エンジンが動き始めてしばらく経ったら、チョークをゆっくりと戻していきます。この際、エンジンが掛かってもすぐにチョークを戻さないようにすることがポイントです。急にチョークを戻すとエンジンが止まってしまうことがあるからです。これでも掛からない場合には、次の方法を試してみてください。

まず、チョークをいっぱいに引きます。次に、キルスイッチをオフにして、セルを2秒ほど回してみましょう。その後、1分ほど待ってからセルを再度回します。これで多くの場合、エンジンが掛かるはずです。この方法は時間が掛かりますが、どうしてもエンジンが掛からない際には試してみましょう。

チョークを使う際の注意点

チョークを引いている際にアクセルを回さないよう、注意しましょう。チョークを引いている際にアクセルを掛けると、プラグが濃くなったガソリンで濡れてしまい、逆にエンジンが掛かりにくくなるからです。加えて、チョークを利用する際にはアクセルは大きく開けすぎないようにすることも大事です。大きく開けすぎるとエンジンが止まってしまうこともあります。他にも、エンジン内にカーボンが溜まる原因にもなりますから、ずっとチョークを引いたままアイドリングをするのも避けましょう。

最後に、バイクの車種等によってエンジンの掛かりやすさは変わってきますから、自分のエンジンが掛かりやすい方法を見つけるのも大事です。

まとめ

チョークの使い方は意外と知らない人も多いですが、覚えておけば冬場のエンジン始動の際に役に立ちます。今回紹介したテクニックを参考にして、チョークを使いこなしましょう。

本記事は、2016年8月17日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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