バイクのプラグ清掃で注意すべきポイントとは?正しい方法を解説
バイクのプラグが汚れて、ミスファイアしやすくなったとき、プラグを復活させるために汚れを掃除していませんか?しかし、もしかすると、その清掃の仕方が原因でプラグが劣化しているかもしれません。今回は、プラグ清掃時の注意点について確認しておきましょう。
プラグ清掃の必要性
プラグ清掃は以下のときに有効です。
プラグにカーボンや汚れが付いていると、ミスファイアを起こしてしまい、エンジン不調の原因となります。そのような場合は、プラグ清掃を行うことで、火花が正常に散るようになる可能性があります。一方、次のような理由から、プラグ清掃が必要ないという意見もあります。
しかし実際には、プラグの自浄作用は、プラグやバイクの種類によってはない場合もあります。また、十分な知識がなく清掃した場合、プラグの欠損につながることからも、正しい清掃方法を身に付けておくことが大切です。
プラグ清掃でやってはいけないこと
間違った清掃方法は以下の通りです。
プラグの先端を著しく傷つけると、消耗が激しくなり、プラグが欠損してしまいます。欠損した場合は、交換しなければいけないため、むりに清掃しない方が良いです。プラグ清掃では、以下のポイントに気を付けるようにしましょう。
清掃に自信がないときは、交換するのが最も手っ取り早いです。それでも、やはり自分で汚れを落としたい場合は、正しい清掃方法を学ぶ必要があります。
プラグ清掃の正しい方法
プラグ清掃は、以下の方法で行います。
用意するもの
清掃手順
プラグクリーナーがない場合は、パーツクリーナーを吹き付けてナイロン製のブラシなどを使い、汚れを落とす方法も推奨されています。ケミカル剤を使い、傷の付かない素材で拭き取ることで、プラグが復活する可能性があるためです。それでも改善が見られない場合は、プラグ交換やバイクショップでの点検をおすすめします。
まとめ
本記事は、2018年7月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。