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バイクのプラグ清掃で注意すべきポイントとは?正しい方法を解説

バイクのプラグが汚れて、ミスファイアしやすくなったとき、プラグを復活させるために汚れを掃除していませんか?しかし、もしかすると、その清掃の仕方が原因でプラグが劣化しているかもしれません。今回は、プラグ清掃時の注意点について確認しておきましょう。

プラグ清掃の必要性

プラグ清掃は以下のときに有効です。

  • プラグに汚れが付いている

プラグにカーボンや汚れが付いていると、ミスファイアを起こしてしまい、エンジン不調の原因となります。そのような場合は、プラグ清掃を行うことで、火花が正常に散るようになる可能性があります。一方、次のような理由から、プラグ清掃が必要ないという意見もあります。

  • 清掃によってプラグが使えなくなる可能性がある
  • プラグには自浄作用があるため、汚れは勝手に取れる

しかし実際には、プラグの自浄作用は、プラグやバイクの種類によってはない場合もあります。また、十分な知識がなく清掃した場合、プラグの欠損につながることからも、正しい清掃方法を身に付けておくことが大切です。

プラグ清掃でやってはいけないこと

プラグ清掃でやってはいけないこと

間違った清掃方法は以下の通りです。

  • ワイヤーブラシや金属製ブラシでこする
  • 中心電極の細いプラグはブラシをあてない

プラグの先端を著しく傷つけると、消耗が激しくなり、プラグが欠損してしまいます。欠損した場合は、交換しなければいけないため、むりに清掃しない方が良いです。プラグ清掃では、以下のポイントに気を付けるようにしましょう。

  • 傷を付けないようにする
  • できるかぎり研磨しない

清掃に自信がないときは、交換するのが最も手っ取り早いです。それでも、やはり自分で汚れを落としたい場合は、正しい清掃方法を学ぶ必要があります。

プラグ清掃の正しい方法

プラグ清掃は、以下の方法で行います。

用意するもの

  • 工具
  • ウエス
  • プラグクリーナー

清掃手順

  1. エンジンを切る
  2. プラグを取り外す
  3. プラグクリーナーを使い、汚れを落とす
  4. ウエスできれいに拭きとる
  5. プラグをセットする
  6. 正常に作動するかを確認する

プラグクリーナーがない場合は、パーツクリーナーを吹き付けてナイロン製のブラシなどを使い、汚れを落とす方法も推奨されています。ケミカル剤を使い、傷の付かない素材で拭き取ることで、プラグが復活する可能性があるためです。それでも改善が見られない場合は、プラグ交換やバイクショップでの点検をおすすめします。

まとめ

  • プラグの汚れを取り除かなければエンジン不調の原因となる
  • プラグの汚れを落とす際ブラシで強くこすったりして傷を付けてはいけない
  • プラグの清掃はプラグクリーナーやウエスを使って汚れをきれいに取り除く

本記事は、2018年7月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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