原付バイクの駆動系のメンテナンス方法
原付バイクのメンテナンスをしていますか?原付バイクも定期的にメンテナンスを行わなければ、異常が発生します。しかし、スクーターは駆動系がしっかりカバーされているため、メンテナンスが面倒に思われることもあるでしょう。そこで今回は、駆動系のメンテナンス方法をご紹介しましょう。
駆動系とは?
駆動系とは、エンジンの出力をタイヤに伝達する部品装置を指します。原付バイクでは、以下の部品が駆動系にあたります。
とくに上から3つの部品は、スクーターの重要部品です。モンキーやカブなど車種によって、ドライブベルトではなくチェーンが使われるなど、パーツに違いがあります。
駆動系パーツの交換時期の目安
駆動系パーツの交換時期は、バイクの種類や乗り方によって変わりますが、目安としては以下が推奨されています。
エンジンをハイパワー化している車種は、ベルトの負荷が上がるため、交換時期が早まります。また、「ウエイトローラー」や「スライドピース」も摩耗していくため、定期的に点検をすることが重要です。各パーツにおいて、以下の症状が出たときには交換をしましょう。
ドライブベルト
ウエイトローラー
スライドピース
これらの症状は交換の目安として把握しておいたほうが良いですが、スライドピースに至っては異音が出る前に交換することが望ましいです。異音の原因は、プーリーとランププレートが直接当たり、傷つけあっているためです。放置すると、他のパーツも故障のリスクが上がるため、定期的な点検を行い、摩耗していないかを確認しましょう。
駆動系のメンテナンス方法
駆動系は分解して、汚れの拭き取りや摩耗していないか点検をします。
必要な工具
メンテナンス手順
注意点
インパクトドライバーやトルクレンチがあると、作業がはかどります。摩耗によってパーツの劣化が進んでいる場合は、パーツを交換しましょう。
まとめ
本記事は、2018年6月28日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。