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ロケットカウルはバイク車検に通るのか?取り付けの規定を徹底解説!

バイクにロケットカウルを装着している場合、気になるのが「車検に通るのか?」ではないでしょうか。結論から言えば、正しく規定に沿って取り付けられている場合はロケットカウルでも車検には通ります。このページでは、ロケットカウルを車検に通すための取り付け規定についてご紹介します。

正しく取り付ければロケットカウルでも車検は通る

ロケットカウルというと暴走族がイメージされることもあり「車検に通らないのでは?」と思われがちですが、冒頭でも述べたように正しく規定に沿っていれば車検に通ります。
そもそも、ロケットカウルは現代で言うフルカウルのような存在でした。そのため、旧車ではメーカー純正としてロケットカウルが付いた新車が発売されていたのです。メーカー純正ということは、車検にも問題なく通ります。ロケットカウルが車検に通らないとイメージされている原因は、恐らく暴走族のように上に向けて取り付けた場合に車検に落ちたユーザーから広まったものでしょう。

カウル取り付けの規定

カウル取り付けの規定

バイクの外装に関する車検の規定は、「車検証より、長さ±3cm 幅±2cm 高さ±4cmの範囲内であれば構造変更は必要ない」となっています。もし、ロケットカウルを装着してもこの範囲内に収まるのであれば、構造変更をせずとも車検をクリアすることができます。

構造変更をする必要がある場合も

ただ、ロケットカウルはかなり大型のカウルです。恐らく上記の規定内に収めることは難しいでしょう。その場合は、構造変更を申請することで車検に通る可能性があります。ただし、いくら構造変更をするとはいえ、なんでもありという訳ではありません。カウルが視界を妨げていないことやスクリーンの可視透過率が25%以上であることが条件となります。
「車検に通るか心配だな」と思うのであれば、旧車専門店などロケットカウルの取り付けに長けている業者へ見てもらうと確実です。
なお、構造変更が必要な場合は陸運支局にバイクを持ち込み、検査を受けることで手続きできます。このとき必要となる書類は以下の通りです。

  • 自動車検査証
  • 自動車検査票
  • 点検整備記録簿
  • 自賠責保険の証明書
  • 使用者、所有者の委任状(代行の場合のみ)
  • 構造変更申請書
  • 手数料納付書
  • 自動車重量税納付書
  • 納税証明書
  • 申請書

このように多くの書類が必要になるため、不安がある場合はバイクショップなどで代行してもらうといいでしょう。

まとめ

  • 正しく取り付けられていればロケットカウルでも車検に通る
  • カウル取り付け時に「車検証より、長さ±3cm 幅±2cm 高さ±4cmの範囲内」に収まるのであれば構造変更の申請は必要ない
  • 構造変更が必要な場合は陸運支局にバイクを持ち込み、検査を受ける必要がある

本記事は、2019年8月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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