こうしてレースの世界へと飛び込んだ芳賀さんは、91年には関東選手権SP250クラスとNB250クラスのダブルエントリーを果たす。前者ではTZR250Rを駆りランキング2位、後者ではTZ250でクラスチャンピオンに輝いている。この走りを認められて翌年の92年には国内B級からいきなり国際A級に特別昇格を果たしたのだ。同年はチームデイトナから全日本GP250クラスに参戦し、年間ランキング14位に食い込んだ。その活躍により翌93年にはヤマハレーシングチーム、96年以降はチーム・マールボロヤマハから全日本GP250クラスへの参戦となった。「その後の年間ランキングは23位、9位、6位、3位、2位と、右肩上がりの成績でした。これなら来シーズンはチャンピオンも狙えるなーと思っていたところで、全日本選手権スーパーバイクに変わってくれないかとの話が来たんです」。
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