インタビュー

家族の支えで生きたレーサー時代 その経験を糧にバイク界へ恩返し

芳賀さんがバイクと接するようになったキッカケは、小学生の時に弟の紀行氏といっしょに始めたポケバイだった。「一時期バイクとは離れましたが、ヤマハYSRでのミニバイクレースで再びレースを始めたんです。周りにはポケバイのころからいっしょにやってきた青木三兄弟や松戸直樹ら、仲間でありライバルもたくさんいて楽しかったですね」。中学2年生の時にはスカウトされたチームデイトナから参戦。その流れもあって89年に免許を取得後、同チームからロードレースに転向したのだった。「小中学生の時は自分がレースの世界で生きるとはまったく考えていなかったですね。両親や祖父母がレースを好きだったという家庭環境が大きかったんです。それからの自分の人生は、家族の支えがあったからこそだと感謝しています」。

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