E4-01の発表から8カ月。定年退職(その言葉がそぐわないほど吉村さんは若々しい)を迎え、エンジニアとしての第一線を去る吉村さんに、たずさわったバイクについて聞いた。
「その後もE4-01の開発を進めています。ただ、だれもやってこなかったジャンルだけに難しい。オートバイはミッション付きが当たり前、スポーツバイクにATはそぐわない、そんな通念があります。でもそれは機械的にミッションを越えていないからだと考えています。シフトチェンジが煩わしいと思えるほどのATがない。それを今開発しています。楽しいことを優先し、我慢する時間を取り除く。そこをバックアップするハードの質、機能とも時間をかけて煮詰める必要があるんです」
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