「結果よりも今はいっぱい走りたい。もっともっと速いマシンにしたいから」と貴晶クンは言う。じつは05年までメカニックをしていたのはお父さん。4輪チューニングメーカーのパーツ開発担当ではあるのだが、2輪となると……。メーカーなどからマシンの基本データをもらってセットアップはするが、貴晶クンの46kgという体重が軽すぎるうえ、ライテクがどんどん向上していくため、基本となるデータが生かせない。1秒でも多く走りたい貴晶クンは、「早く直してよ」と悪戦苦闘するお父さんの横でイライラしているのだとか。
そしてマネージャーはお母さん。彼のコンディションは、母親だからよくわかる。「気合いが入っていないときは、お母さんにメチャメチャ怒られる」のだそうだ。
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