頭角を現したのは6歳になってからだった。それまでのノーマルクラスからチューニングクラスに上がって「初めて勝ったときが、いちばんうれしかった」とはにかみながら答えてくれた。そして8歳からミニバイクにスイッチ。最年少出場で優勝。9歳には関東ロードミニ選手権を筆頭に3タイトルを奪取。12歳になるとMFJのジュニアライセンスを所得。この04年は地方選手権などに出場し、13戦中12勝を上げた。
その実績に05年はついに全日本ロードレース選手権に参戦。デビューレースは第3戦筑波。走り慣れた筑波だけに、彼の中では自信があったのだろう。だが、結果は7位。悔しかったのか「いままでうれしかったことの順番は、ポケバイで勝てたこと。2番目は全日本の鈴鹿での5位」と、この筑波のデビュー戦についてはあまり語ろうとしなかった。
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