インタビュー

「これからは、スゴいマシンを作っていくのはもちろん、若いライダーを育成していこうと考えているんです。少子化が進むといわれている現代、このままではどんどんバイク人口が減って、バイクという乗り物が、レースが廃れてしまう。なんとしても避けなければならないよね」
 いま、全日本ロードレースを戦う若手と呼ばれる20歳代のもっともっと下、5歳くらいからのポケバイ人口、10歳前後からのミニバイクにまで視野を広げている。06年から全日本選手権の1カテゴリーとして行われるGPモノに対しても、若手の育成の場としてヨシムラが打って出る可能性もあるのだ。
「ヨシムラがずっとやってきたのは頂点のレース。でも、頂点というものは土台がなければ存在しない。子供のうちからバイクやモータースポーツに触れてもらって、若いレース人口を増やしていく。そうすれば、この国でのバイクの立場だって、もっともっとよくなると思うんです」

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