インタビュー

 そして、作ること。これがバイク専門店であることに、多分に影響するところとなる。
「自分の乗っているバイクの模型って、絶対ほしくなりませんか? 乗っていた、乗っている、乗ってみたい……それらすべてがほしくなるというのが、バイクの模型の特徴だと思うんですね。バイクが大好きなボクがそうですから、きっとみなさんもそうだろうと」
 かねてからの夢であった模型屋の開業、そしてそれが具体的なものになったときの尾崎さんにとってのバイクの存在。これらが密接に絡んで、バイク専門店という必然が生まれたのだ。
「バイクに乗ってる人が模型といったとき、『どこ行ったらいいの?』というときの答えでありたいんです。バイクの模型には、こんなのもあるんだってことを教えて上げたい、これがコンセプト。だから、模型を作ったことなくても、ミニチュアの存在知らなくても、それでいいんです。ここに来て、こんなのあるんだ!ってぜひ知ってほしい。『ボクのバイクもあるじゃないか』が、なにしろうれしいですから。なかには完成品がなくて、プラモデルはあるのだけど作ったことないですという方もいます。でも、時間をかければ絶対大丈夫、とオススメします、挑戦しましょうよって。新しいお客さんの開拓というか、そんなところでも、バイク専門でよかったと実感するんですよ」

1 2 3 4 5 6 7


インタビューTOPへ
TOPへ
(C)PROTO