自身、「わりと要領よく生きてきているというか。これからも“イイトコ取り"でいければいいな、なんて思ってます」と笑う菅野さん。
しかし、菅野さんのいう“イイトコ"は、世間一般にいわれる“欲"的なものとは異なっている。サーキットに身を置き、バイクをこよなく愛する彼ならではの夢があるのだ。
「筑波は大きいサーキットですけど、もっと小さなミニコースにもよく行くんです。そこには小学生とかのポケバイライダーが一生懸命走っている。彼らが成長して、エリアに行って全日本に出て、もしかしたら世界まで羽ばたくかも。いってみれば未来のヒーローの成長過程にじかに触れているわけじゃないですか。いつの日か、『昔はあんなだったのに』なんて語れる日のことを考えると、ちょっといいなぁなんて思うわけです」
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