インタビュー

「実際にボクが街を走っていて気持ちよいと感じるのは、小・中排気量のバイクなんです。景色や人の表情などを、ゆっくりと眺められますから。それに、裏道などに入ったら、冒険気分が味わえます、あの感覚が好きなんです。自転車に乗れるようになって広がった行動半径が、バイクによってさらに大きくなった。見知らぬ街へあてもなく訪れたりしましたよね」
 元ワークスライダーとミニバイク、ここにこそ無類の「バイク好き」の姿が映し出される。「肝心なのは、『乗っている』という事実です。タイヤがふたつあるエンジン付きの乗り物で、自分が好きで選んだモノなら、何でもいいんです。ストリート系、ビッグバイク、ビッグスクーターに原付、どれがスゴイとかを考えること自体、ボクにとってはどうでもいいこと。そんなふうに思うようになったきっかけのひとつが、アメリカでの経験なんです」

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