ミシュランは'70年代初頭から、グランプリの最高峰クラスで数々の栄冠を手にしてきた。2ストロークエンジンによる500ccクラスが、4ストロークエンジンのモトGPクラスとなっても、そのポテンシャルの高さは不変だった。しかし、このような状況においても、グベールさんは「昨シーズン、そして今シーズンも結果だけを見れば悪くはないですが、タイヤとしてはまだまだ満足できるレベルではありません」と苦笑する。
「エンジンが2ストロークから4ストロークへ変わったことで、タイヤも大幅な見直しをする必要がありました。ミシュランには500ccやスーパーバイクで培ってきたノウハウがあるとはいえ、開発当初はうまくはいきませんでした。とくにグランプリマシンのエンジンはテストを重ねるごとに変わります。それに合わせていく必要がありますからね」
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