昨シーズンからはスーパーモト世界選手権も始まり、ヨーロッパを中心にアメリカ、日本でも大きな注目を集めつつある。そしてKTMに移籍したシャンボンは、10年以上のキャリアを武器にエースライダーとして大いに活躍を期待されている。
初めてのレース経験は11年前。しかも、それ以前にはレースはもちろん、バイクに乗った経験もほとんどないというから驚きだ。
「兄がスペインでスーパーモトレースに出ていて、それを家族で見に行ったのがボクとレースの出合いだった。17歳のころだよ。そこでボクもやってみたいと思って走るようになったんだ。特別な練習はしなかったけど、スライディングはすぐにできるようになった。それもナチュラルにね。ありがたいことに、才能には恵まれていると思うよ」
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