同時にモトクロスの普及やライダーの育成を図るためにモトクロスクラブ「マウンテンライダース」をスタートさせた。のちにマウンテンライダースは日本のモトクロス界では不動のポジションを確立することになった。
「最初は南海部品さんにバイクやクルマの用品を卸してもらって販売してました。でも、モノ作りの楽しさは現役時代からわかってましたから、自然の流れのなかでRSタイチブランドができていったんでしょう。メーカーに伝えた自分のアイデアが商品になったりして、ライディングギアなどの開発もレースをしていたことで素地ができていたんだよね」
RSタイチブランドの第1号はモトクロス用の大きなギアバッグだった。スキー道具用のバッグを作っていた大阪のメーカーに製造を頼んでいた。当時、日本製のギアバッグはなかったのだ。レース活動をするうえで必要なものは作る、作れば多くの人が購入していった。
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