学生時代に多くのレースで実績とキャリアを積み重ねてきた吉村さんは'66年に20歳でスズキと契約した。モトクロス全日本選手権で'67年に125ccクラスで、'70年には125ccと250ccクラスでダブルタイトルを獲得するなど、名実ともに日本のトップライダーとしての地位を不動のものとしていた。
そして、モトクロス世界グランプリ参戦を経て'72年にホンダに電撃移籍し、ホンダにモトクロス初勝利をもたらしたのだった。
「今みたいにメーカーを移るということはほとんどなかったですからね、当時は。最初に契約したメーカーへの忠誠心というかね。ボクの場合は弾みで移籍しちゃった」と人なつっこい笑顔で当時を振り返る。
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