「全日本選手権を走り始めたころはﾃﾚﾋﾞや雑誌でよく見てたﾍﾞﾃﾗﾝﾗｲﾀﾞｰが多くて感動してました(笑)。すごい人たちが走っているんだなぁと思っている間に予選が終わっちゃったりして。昨年はﾁｰﾑを変わるというのが初めてだったし、250への乗りかえに時間がかかり、結果的には'03年のための勉強の年になってしまいました。でも、早く世界ｸﾞﾗﾝﾌﾟﾘを走りたかったので、五百部監督に声をかけていただいて250に乗れたのは、自分の夢に近づくために自然に流れができたような感じでした。ﾀﾞｲﾄﾞｰさんやｱｲﾌｧｸﾄﾘｰ、五百部監督にはいい環境でﾚｰｽさせていただいて、ほんとうに感謝しています」
昨ｼｰｽﾞﾝはﾗﾝｷﾝｸﾞ7位。ｼｰｽﾞﾝ終盤には3戦連続表彰台、しかも最終戦を優勝で飾り、今ｼｰｽﾞﾝへの大きな期待を漂わせている。
「ﾀﾞｲﾄﾞｰMIUﾚｰｼﾝｸﾞﾁｰﾑ2年目なので、全戦全勝を目指して、とにかくいい走りを見せたいですね。そうできれば、ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝはおのずとついてくると思います。勢いだけで走るのではなくて、状況を把握しながら走りたいですね」
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