ﾊｰﾚｰﾀﾞﾋﾞｯﾄﾞｿﾝを駆って疾走するｸｰﾙな女性…多くの人がｲﾒｰｼﾞする国井律子さんはこうだ。しかし、それは彼女のひとつの表情であって、すべてではない。
「ﾊｰﾚｰﾀﾞﾋﾞｯﾄﾞｿﾝに乗っている私は、どちらかというと二枚目ﾗｲﾀﾞｰ的な存在かもしれません。でも、最近はほんとの私が出せるようになってきてうれしいんです。自分の感性で取材したり、原稿を書いたりすることが許されるようになってきましたから。その時々のﾉﾘで書いたり、被写体になったりしています」
飾ることのない国井さんのﾗｲﾌｽﾀｲﾙそのものの魅力が、徐々に浸透しつつあるということかもしれない。学生時代にﾌｧｯｼｮﾝ誌のﾓﾃﾞﾙでｽﾀｰﾄしたｷｬﾘｱに大きな変化を与えたのは、旅先での思いもよらぬ1ｼｰﾝだった。
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