■メーカー・ブランドの歴史
イタリアのオートバイメーカーであるピアッジオが製造・販売を手掛けるスクーターブランドです。日本でもベスパのファンは多く、そのルーツを遡ると歴史は60年以上も昔から続いていることに驚かされます。
1943〜1944年にかけてベスパのルーツとも言えるVespa Paperinoが開発されると、その魅力的なフォルムに人気が高まりました。その後60年間あまりの中でカプセルやロケットを連想させる近未来的なスクーターからベーシックタイプのものまであらゆるベスパが製造・販売され、現在でもベスパはとどまることなく進化を続けています。
■代表的な排気量とモデル
ベスパは250cc以下の小排気量スクーターを中心に展開しています。GTS250は、ポップな中にもノスタルジックな雰囲気を感じさせる、ファッション性が高いカラーリングと安定した走りが特徴です。
ほかの排気量250cc以下のモデルでは、PX150/125があります。ベスパを象徴するベーシックなデザインで、ブラック、ホワイト、レッドの古典的なカラーリングが魅力です。
■メーカーの特徴
イタリア語で「スズメバチ」の異名を持つベスパですが、外見は名前に反してポップでファッション性に富んだ特徴があります。代表的なシリーズにはGTS、GTS SUPER、PXがありますが、PXのみ2ストロークエンジンが搭載され、そのほか多くは4ストロークエンジンが搭載されています。男女ともに人気のスクーターブランドで、可愛らしいだけでなく耐衝撃性や快適性に優れています。
