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アプリリア

■メーカー・ブランドの歴史

アプリリアは、1945年設立のバイクメーカーです。第二次世界大戦後、自転車生産で成功を成し遂げたアプリリアは、1974年から1977年にかけてモトクロッサーやレプリカモデルを製造・販売し、大きな成功を遂げました。1980年代に入ると、積極的にレースモデル(エンデューロ、トライアル)やオンロードモデルの製造を手掛け、1990年代には実用性に着目したスクーターの製造にも着手していきます。

しかし、「モトグッツィ」や「ラベルダ」などのオートバイメーカーを買収して以降、業績の低迷により同じくバイクメーカーの「ピアッジオ」傘下へ参入することとなりました。

日本国内では「ドゥカティ」に並ぶ知名度を誇り、2005年には「BMW」と業務提携を行っています。

■代表的な排気量とモデル

・RSV4 RF(1,000cc)
・TUONO V4 1100 Factory(1,100cc)
・CAPONORD 1200 ABS(1,200cc)
・SHIVER 750 ABS(750cc)
・RS4 125/50 REPLICA(125/50cc)
・SRV850 ABS-ATC/SRV 850(850cc)
・SR MAX 300/125(300cc/125cc)
・SR50R(50cc)

■メーカーの特徴

レーサーレプリカ、スーパースポーツに分類されるRS4シリーズを中心に、ツアラータイプからネイキッドタイプまで幅広いラインナップを展開しています。販売されるマシンの多くはレースで培ってきた技術が光るものが多く、フレームやコントロールシステムにはレーシングマシンから受け継がれたパーツが採用されます。

また、スクーターの製造・販売も手掛け、主にスポーツタイプのスクーターラインナップが豊富です。中でも、大排気量(850cc)のSRV850は、アプリリアのフラッグシップマシンRSV4シリーズの技術を受け継ぐスポーツマシンで、他メーカーでは見られないパワフルな走りが実現されています。