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ホンダのDCTのバイクの故障と修理方法

ホンダのバイクには、DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を使っているモデルがあります。DCTは燃費効率が良いというメリットもありますが、繊細な仕組みが採用されているため、トラブルが発生しやすいというデメリットもあります。ここでは、DCTの故障と修理方法についてご紹介しましょう。

ホンダDCTによくみられる故障と症状

ホンダDCTが故障すると、以下の症状が見られます。

  • ニュートラル(N)からドライブ(D)に切り替えてもギアが入らない
  • オートでシフトアップしなくなる
  • エンジン温度が低温や高温になると不具合が発生する など

DCTはオートマのギアですが、故障すると、走行中に正確なギアチェンジが行われないことがでてきます。また、バイクの状態によって正常に機能したり不具合が生じたりするなど、性能が安定しないこともあるため、故障しているか否かの判断が難しいです。

DCTバイクの故障の原因

DCTバイクの故障の原因

DCTにトラブルが発生する原因は以下のとおりです。

ECU(エンジン・コントロール・ユニット)の不具合

DCTは精密な構造で作られており、それを自動で稼働するためのプログラムをECUで管理しています。しかし、運転手のくせやバイクの状態によっては不具合が生じることもあります。この不具合の原因は、解明されていません。もしECUの不具合が原因の場合、以下の方法で改善される可能性があります。

メーカー側がECUプログラムをアップデートした

ECUのプログラムに問題が発生している場合は、メーカー側からリコールやECUのアップデートの情報がある可能性があります。また、ECUには学習機能があるため、運転手の走行パターンなどを記録して、不具合が改善されることがあります。それでも改善しない場合は、バイクショップに相談してみましょう。

DCTバイクの故障を修理する

DCTバイクで異常が発生した場合、バイクショップやディーラーに相談しても故障原因がわからないことがあります。また、そのまま経過を見ていれば状態が改善する可能性もあるため、はっきりとした改善策がないのもDCTバイクの実情です。もし、DCTバイクで異常が出た場合、まずはバイクショップやディーラーに持ち込んで点検してもらうのが良いでしょう。また、不具合の発生が不安な場合は、他のバイクへの乗り換えも1つの選択肢として検討した方が良いかもしれません。

まとめ

  • DCTバイクはシフトチェンジができないなどのトラブルが発生する
  • DCTバイクのトラブル原因にはECUの不具合が関係している
  • DCTバイクに異常を感じた場合はバイクショップやディーラーに点検してもらう

本記事は、2018年8月31日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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