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オイル交換時は量にも気配り!バイクのオイル規定量とは

定期的なエンジンオイルの交換は、バイクを傷めずに乗りたいのならとても大事な作業。エンジンオイルが劣化するとエンジンに不具合が生じたり、エンジンが焼きついたりする現象が起こり、最悪の場合、交換しなければならないこともあります。

本記事では、エンジンオイルを自分で交換する際に注意すべきオイルの規定量や、交換後にアイドリングをする理由についてご紹介。また、オイルの量が規定量以上・以下だった場合にどんな事態になるのかについてもご説明します。

自分でバイクのエンジンオイルを交換しようと考えている方は、是非参考にしてみてください。

オイル交換後にアイドリングをする理由

エンジンオイルを交換した後にアイドリングをする必要がある、と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?その理由は、以下の4つ。

  • エンジンオイルを全体に行き渡らせるため
  • オイルドレンやフィルターからエンジンオイルが漏れていないかどうかの確認のため
  • 異音がしないかどうかの確認のため
  • 振動がエンジンオイルの交換前と変わらないかどうかの確認のため

ただし、長時間のアイドリングは必要ありません。エンジンをスタートさせてから30秒ほどでエンジンオイルは行き渡るので、それ以外の3点の確認を終えたらアイドリングを終えてOKです。

オイル補充の目安量は規定量+アルファ

オイル補充の目安量は規定量+アルファ

エンジンオイルを交換後、アイドリングをすると、規定量まで入れたはずなのに減っている、ということがあります。これはオイルがバイク全体に行き渡ったため。

エンジンをかける前に規定量まで入れたとしても、フィルター内やラインにはオイルが入っていません。アイドリングをすることにより、それらにオイルが流入すると、その分オイルパンに戻るオイルが少なくなってしまうわけです。

そのため、エンジンオイルを入れる時点で、規定量よりも少し多くしておくのがおすすめ。ただし、交換後アイドリングをし、5分ほど経ってから、オイルの量を確認する作業は必ず行いましょう。

オイルの量が少ないとどうなる?多すぎてもダメ?

上述したように、エンジンオイルの交換時は、最初に規定量+アルファを入れておくのがおすすめです。しかしアイドリング後、面倒だからとオイル量の再確認を怠り、結果的にエンジンオイルが多すぎたり、逆に少なすぎたりした場合は不具合が生じてしまうので要注意。具体的には、以下のような不具合が生じます。

  • オイルが少ない場合:油膜切れになり、エンジン内部が傷だらけになる可能性が高い
  • オイルが多い場合:燃費の低下を起こしたり、シリンダーにエンジンオイルが入り込んで白煙が上がったりする可能性が高い

どちらの場合もエンジンを傷めてしまうので、バイクを長期間愛用したいのであれば、アイドリング後に規定量となるようにオイルを調整しましょう。

まとめ

  • エンジンオイルを全体に行き渡らせて、不具合がないかどうかを確認するために、オイル交換後のアイドリングは必要
  • アイドリング後にエンジンオイルは減るので、最初に規定量+アルファのオイルを入れておくのがおすすめ
  • エンジンオイルが規定量より多かったり少なかったりすると、エンジンを傷めてしまう

本記事は、2019年2月27日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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