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バイクのタイヤ選びの基礎知識!タイヤサイズや各種表示の見方とは

バイクのタイヤにも車と同様、太さやインチ等様々な種類があります。サイズや各種表記の見方等、タイヤの基礎知識を覚えて自身のバイクに適切なタイヤを選び、安全なバイクライフを送りましょう。

タイヤの寸法は規格がある

バイクのタイヤは車と比較して、細い物が多いです。長距離や高速走行を繰り返せば、思った以上に消耗が早い場合も考えられます。こまめにタイヤをチェックして、摩耗や何らかの異常が見られた場合には、早めに交換をしましょう。バイクのタイヤにもそれぞれ寸法があります。JATMA(日本自動車タイヤ協会)が定めた規格があり、それに基づいたタイヤを準備しましょう。

タイヤ表示の見方

バイクのタイヤはメトリック表示が一般的です。一定の表記ルールが存在しますが、メトリック表示の他、インチ表示等、メーカーや製造国によって若干の違いが見られます。主要な表示項目は、以下の通りです。

(タイヤの総幅)/(タイヤの扁平率)(構造)(リム径)(荷重指数+速度記号)

・タイヤの総幅:タイヤの断面幅のことで、最も広い部分の直線距離
・タイヤの扁平率:タイヤの幅に対する高さの比率で、高さ÷幅×100で求める
・構造:タイヤの構造種類。ラジアル構造(Rと表記)、バイアス構造(-と表記)等がある
・リム径:タイヤを装着する円環部分、ホイールサイズ
・荷重指数:タイヤが受け止められる最大重荷
・速度記号:特定の内圧・重荷時にタイヤが走行出来る最高速度

例:ホンダ CB400SuperFour(1999年以降の場合)
  タイヤサイズ:120/60 ZR 17 M/C (55W) TL
         160/60 ZR 17 M/C (69W) TL

13インチ以上のバイク用タイヤは、乗用車用のタイヤと混同しないよう、リム径を表す数字の後に「M/C」と記載されています。これは「モーターサイクル」の略称です。構造とは、タイヤの製造時における構造を指しています。バイアス構造(-)またはラジアル構造(RもしくはZR)かの違いも、走行感覚やメンテナンス等に影響しますので、事前に確認して購入しましょう。タイヤサイズ表等を確認しながら、自分のバイクに応じたタイヤを探すことをおすすめします。

タイヤ表示の見方

車種に合わせたタイヤ選び

バイク用のタイヤは、二輪走行を実現させるために開発されています。また、オンロード・オフロード等、走行目的によっても構造が異なります。オフロード用タイヤでは公道を走行することが出来ません。また、高速走行を目的とするバイクには、それに対応する荷重指数を示すタイヤを選ぶことで、思わぬ事故を防ぐことが出来ます。自分のバイクの車種や搭乗目的(ツーリングや街乗り等)に合わせたタイヤを選びましょう。タイヤサイズ表示以外にも、製造年の表示も存在します。タイヤを購入する場合は製造年の表示を必ず確認しましょう。

まとめ

車高が変わる程のインチダウンや、トレッドに厚みがあるタイヤを装着したバイクは車検を受けることが出来ません。これらの法令上の制約もありますので、タイヤを選ぶ時は販売店のスタッフ等に相談しながら、バイクに最適なタイヤを選びましょう。

本記事は、2016年6月16日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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