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バイクで林道ツーリングに行くための準備と実践方法

車では通ることが出来ないような「道なき道を走る」ことが出来るのがオフロードバイクの魅力ではないでしょうか。オフロードバイクアドベンチャーバイクに魅力的な新モデルが登場したり、バイク雑誌でも林道ツーリング特集を組む等、盛り上がりを見せています。その楽しみ方の基礎知識をご案内します。

オフロードを走れるバイクが人気を集めています

登山やトレッキング等のアウトドアレジャー全般が盛り上がっていますが、バイクの世界も同様です。オフロードバイクやアドベンチャーバイクというジャンルの車種が人気を集めるのに伴い、林道ツーリングに出掛けるライダーも増えています。

オフロードバイクと言えば、小排気量かつ軽量でダート走行向けに作られた、高速走行にはあまり向いていないタイプのバイクですが、ここ数年盛り上がっているアドベンチャーバイクとは、オンロードでもオフロードでも走ることが出来る万能型バイクのことを言います。荷物の積載能力があり、排気量も大きく、長距離でも比較的楽に走れ、多少の荒れた道なら走破出来るという、旅の様々なシーンに対応可能なバイクです。

「デュアルパーパス」「アルプスローダー」といった名称でも呼ばれ、熱いジャンルの一つとして注目を集めています。

オフロードを走れるバイクが人気を集めています

林道ツーリング、装備と服装の準備は何が必要か

林道ツーリングの必需品

林道はアスファルトで整備された道とは違い、木々や小石が多く、転倒によるけがのリスクが高い場所です。そのため、以下の道具が必須となります。

プロテクター

プロテクターを装着するだけで、けがなどのリスクを軽減することができます。とくに足のプロテクターは必須で、取り付けておかないと、転倒などでバイクに巻き込まれたときに重症を負う可能性を高めてしまうでしょう。安全性を高めるために、「肘 / 膝 / 胴 / 背中」の4カ所にプロテクターをつけることをおすすめします。

  • LEATT BRACE DUAL AXIS ニーシンガード 目安価格:約13,500円
    動きやすい設計で、膝が180度以上に広がらないよう安全性にも配慮したニーガード。
  • KOMINE CEプロテクター エルボー 目安価格:約1,080円
    ウェア装着型プロテクターなので、ウェアの外見を損なう心配がありません。
  • RS TAICHI バックプロテクター TRV044 目安価格:約4,400円
    ウェア装着型プロテクター。従来型のバックプロテクターに不安がある方におすすめのモデルです。
  • RS TAICHI セパレートチェストプロテクター TRV067 目安価格:約13,200円
    真ん中で分かれるタイプのチェストプロテクター。脱着が簡単ですが、強度はしっかりとしているので、外部からの衝撃を守ってくれます。

林道ツーリングであると便利な道具・持ち物

地図 または スマホ

バイクのツーリング専門誌やインターネット上には、林道ツーリングのできるスポットが載っています。以下の書籍や林道コースを紹介しているネット記事などを探してみましょう。

  • 昭文社Touring mapple 目安価格:約2,000円
    バイク用ツーリング専門雑誌です。初心者でも走れる林道コースが載っているので、難しいコースが不安なライダーにはおすすめです。

工具類

林道で軽いトラブルが発生した際、工具やパンク修理キットがないと対応することができません。コンパクトなもので良いので、バイクに積んでおくことをおすすめします。

  • DAYTONA パンク修理キット 90407 目安価格:約3,300円
    デイトナのパンク修理キットです。CO₂ボンベもついているので、修理後に抜けた分の空気を入れることができます。
  • 山城 バイク用車載工具セット YK-002 目安価格:約1,400円
    緊急時用の工具セットです。工具を入れる袋付き。

林道ツーリングに適した服装

長いブーツ

林道では短いブーツより長いブーツを履いていた方がけがのリスクも抑えられます。

  • GAERNE ライディングブーツ G-ADVENTURE 目安価格:約27,000円
    アドベンチャーツーリング用ブーツ。頑丈で足を衝撃から守ってくれます。

手袋

ブーツ同様、素手だとけがをするリスクがあるので、手袋はつけた方が良いでしょう。

  • FOX DIRTPAW GLOVE RACE 目安価格:約4,500円
    薄手のパッドが入っており、伸縮性と安全性を兼ね備えた、コストパフォーマンスに優れている手袋です。

ジャケット または オフロードジャージ

ジャケットはプロテクターがついているものを着るのがおすすめです。オフロードや夏場の走行は汗をかきやすいので、透湿性に優れたメッシュジャケットやオフロードジャージが良いでしょう。

  • AXO オフロードジャージ 目安価格:約7,900円
  • RS TAICHI クロスオーバー メッシュジャケット 目安価格:約20,800円
    プロテクターが入ったメッシュジャケットです。別売りの防風インナージャケットや防水インナージャケットを組み合わせることが可能。

ブーツアウトパンツ または モトクロスパンツ

ブーツアウトパンツはゆったりとしたパンツなので、ブーツの外側を覆う形になります。一方、モトクロスパンツはブーツインできてタイトな形が多いです。

  • seal’s コンプレックスパンツ 目安価格:約27,200円
    着脱式防寒インナーが装備されており、秋〜春まで3シーズン使えるブーツアウトパンツです。
  • ANSWER 18モデル ELITE MXパンツ 目安価格:約20,000円
    フィット感があり、耐久性を高めたモデル。

林道ツーリングの魅力と、注意しておくべきこと

未舗装のダート路でも構わず走り、他に人のいない道を楽しむ林道ツーリングですが、キャンプと一緒に楽しむのなら、オートキャンパー向けにオープンしている様々なタイプのキャンプ場が利用出来ます。

今は40〜50代になってからバイク趣味を再開するようになったリターン・ライダーも林道ツーリングを楽しんでいるので、余裕のある大人向けの、充実したサービスを提供している所も多く、快適さを犠牲にせずとも楽しめるようになりました。地元の人だけが利用する山間部の秘湯や、観光地化されていない絶景スポットを堪能出来る楽しみもあります。

とはいえ、路面コンディションが悪い林道では、パンクや故障等のトラブルの可能性も高まります。人気の無い場所では、燃料切れにも注意を払っておかなくてはなりません。故障以外にも、蜂や蛇といった野生動物・昆虫、場所によっては熊との遭遇にも気を付けておくべきです。慣れない林道を走る場合は、ソロツーリングは出来れば避けておいた方が賢明です。

まとめ

オフロードバイクがあれば、他のタイプのバイクでは体験出来ない、非日常の楽しさが手に入ります。林道ツーリングを一度は体験してみてはいかがでしょうか。

本記事は、2016年11月16日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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