バイク買取・中古バイク査定ならグーバイク買取。相場検索、専門家のサポート

バイクで高速走行中に注意したい横風への対策

高速道路や自動車専用道路を走行する爽快感は、バイクライダーなら一度は味わうべきものですが、高速走行中にライダーは横風に煽られる危険があります。

自動車のドライバーでもハンドルを取られることもあるので、二輪車のライダーはより万全な対策を施す必要があります。では、横風への対策はどのように施すべきなのでしょうか。

高速道路での横風対策

高速道路は地域によっては常に風が強いところがありますし、季節や天候の影響によって一時的に風が強くなる時もあります。高速道路走行時には事前に天候を確認することはもちろん、風の向きや強さも確認しましょう。

横風による速度規制が行われていたら、バイクでの走行は避けた方が無難です。走行時の強風で体感温度が下がることや、風によって視界が妨げられることも想定出来るので、バイクには風防やウインドスクリーンを装着しましょう。

レザーのジャケットやライダースーツ、ブーツを着用し、フルフェイスヘルメットで風を防ぐ工夫をすることも必要です。

高速道路での横風対策

ニーグリップを意識しながら走行すること

車を運転中、横風でハンドルが奪われるという経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。高速道路において、バイクでこのようなことが瞬間的に起こったら命の危険に直結します。

走行中は常に「ニーグリップ」を意識しましょう。ニーグリップとは、内股の一部あるいは全体でバイクのタンクを挟み込むことです。バイクとの一体感が得られ、上半身に余計な力が入りにくくなるメリットがあります。

高速走行時ですので、内股だけでなく、くるぶしやふくらはぎといった「足全体でバイクをホールド」することを意識すると、強風や横風で車体が振られても体勢を立て直しやすくなります。

力を抜いてステアリング操作を行う

運転経験が少ないライダーや、バイクのデザイン上、風防を付けても効果が得にくいネイキッドタイプのバイクでは、横風や向かい風への影響を受けやすい傾向にあります。

先述のニーグリップを意識することはもちろん、風でバランスを崩されないようにハンドルをしっかり固定する方も見受けられますが、力の入りすぎは危険を伴います。

ニーグリップで上半身の力が抜けるよう意識し、力みすぎないようにハンドルを握りましょう。風に煽られそうになった時にステアリングの固定がない分、カウンターステアが入りやすくなり、バイク本体のふらつきを立て直しやすくなります。

まとめ

横風がある中での高速道路のライディングはライダーにとって危険が大きいです。対策を施しているから大丈夫という保証はありません。天候や道路状況等を確認しながら走行しましょう。パーキングエリアで風の動向を確認し、休憩を取りながら進むこともおすすめします。

本記事は、2017年11月30日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

topへ戻る