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バイクのシートカウル(テールカウル)ってどの部分?

バイクは走行時に受ける様々なダメージを軽減出来るよう設計されていますが、中でも走行風の抵抗を軽減してバイク性能を維持するのに欠かせないのがカウリングパーツです。ここでは一見、部位やその効果を認識しにくいシートカウルについて詳しく解説していきます。

シートカウルの働き・効果

バイクのカウリングには前方からの走行風を受け流す役割を持つフロントカウルやサイドカウルだけでなく、バイク後部にもシートカウル(テールカウルあるいはリアカウル)と呼ばれるカウルリングパーツが存在します。

バイク後部のカウルはライト周りのカウルに比べてその効果や役割を実感しにくいかもしれませんが、前方からの走行風をバイク後方へとスムーズに受け流すためには欠かせないパーツと言えます。

また、シートカウルはシートを固定するためにも必要なパーツです。

シートカウルの働き・効果

シートカウルを活用したバイクカスタム術

ネイキッドタイプオフロードタイプ等のバイクでは、クルーザータイプのバイクに比べて積載スペースを確保しづらい特徴があります。そのため、純正仕様以外で収納スペースを多く確保したい場合はシートカウル下に噛ませるようにサイドバッグを取り付けたり、簡易的な収納バッグを取り付けたりするカスタムを行うライダーもいます。

また、反対に積載物を減らしてスリムでスポーティーな外観に仕上げたい際は、シートカウルにシングルシートカバーを取り付けるだけでシングルシート仕様にカスタム出来ます。その他、自分好みに塗装を施せば傷隠しはもちろん、外観を追求した個性的な一台に仕上げることも可能です。

シートカウルのメンテナンス方法

車種にもよりますが、シートカウルにはテールランプやナンバープレート等のシート以外のパーツが連結して取り付けられている場合があります。そのようなバイクでは、定期的なメンテナンスを行うことでボルト・ネジ類の緩みやパーツのぐらつきを解消出来ます。

また、一見ボディに傷や破損がないように見えても、目が届きにくいシートカウル内側はダメージを受けている場合があるので注意が必要です。たとえば、シート周辺に極度な荷重をかけた際や、転倒や立ちゴケをした際はシート下に割れやヒビが入っていないか、よく確認しましょう。

まとめ

空気の流れを作り、走行時の安定性や快適性を高めるカウル本来の役割以外にも、シートカウルにはバイク性能も底上げする様々な役割や活用方法があります。バイクへの理解を深めて、安全かつ快適なバイクライフを送りましょう。

本記事は、2017年2月13日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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