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バイクのホイールベース(軸間距離)、走行に何が影響するのか?

バイク選びでは、排気量や機敏性等、様々なスペックを比較しますが、中でも走行時の安定性に直結しやすいのが車体のホイールベースです。今回は、ホイールベースの基礎知識や、ホイールベースの違いから発生する走行への影響について詳しく解説します。

車体の全長にも関係するホイールベースとは

ホイールベースとは、バイクの前輪ホイール中央から後輪ホイール中央までの長さを表し、軸間距離とも呼ばれます。ホイールベースが長くなれば必然的に車体全長が長くなります。ホイールベースの長さを知ることで、それぞれのバイクの特徴を大まかに把握出来る場合もあります。

また、ホイールベースの長さによって異なる特徴を取り入れるために、純正仕様からのロングホイールベース化、あるいはショートホイールベース化へとカスタムする方もいます。

では、ホイールベースが異なると走行時にどのような影響があるのか、以下で詳しく見ていきましょう。

ホイールベースが長いバイクの特徴や走行感覚

ホイールベースが長くなると、外観としては車体全長が長くなる特徴があります。主にクルーザータイプ等の大型バイクに見られ、高速道路のような直進道では速度や横風からの影響を受けにくく、安定した走りが出来る点が魅力です。

また、ホイールベースが長いことによる走行時の安定性は積載量の大小にも左右されにくいため、長距離ツーリングやタンデムツーリング等、ライダーの疲労が溜まりやすいシーンでも、力強くのんびりとした走りを楽しみやすいと言えます。

一方、市街地や住宅街、峠道のように細かなステアリング操作が必要なシーンでは、安定感を損ないやすく機敏なカーブに対応しにくい一面があります。

ホイールベースが長いバイクの特徴や走行感覚

ホイールベースが短いバイクの特徴や走行感覚

短いホイールベースを持つバイクは、長いバイクと反対に車体全長が短くなるため、比較的コンパクトで小ぶりな外観となります。

バイクタイプではスーパースポーツタイプ等に多く見られ、走行時は直進道での安定感が損なわれる反面、幅の狭い路地や細かなカーブでも操作性が損なわれずに、機敏な走りが出来る点が魅力です。

そのようなことから、ホイールベースが短いバイクは市街地や住宅街等、機敏性が求められる短距離〜中距離の走行に適したモデルと言えます。

まとめ

ホイールベースの長さが走行に与える影響は、走行シーンによって一長一短です。ホイールベースの長さが異なると走行時にどのような影響があるのかを理解し、ライディングやバイク選びに活かしましょう。

本記事は、2017年1月16日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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