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サイズや面積など、バイクのミラーの車検基準

バイク車検ではヘッドライト(光軸・光量)やそのほかランプ類に意識を向けがちですが、実はバックミラーにも厳密な規定があることを知っていますか?あまり解説されることもなくマイナーな検査項目ですが、車検に通るバックミラーのサイズや数、位置について知識を深めていきましょう。

車検に通るバックミラーのサイズは面積&直径がポイント

バイク車検では、バックミラーのサイズに以下のような規定があります。

  • 鏡面の面積が69平方センチメートル以上であること
  • 円形以外のミラーは鏡面のサイズが120mm×200mm(200mm×120mm)未満で、直径78mmの円が収まるサイズであること
  • 円形ミラーは鏡面のサイズが直径94mm以上150mm以下であること

上記の規定から、以下のようなミラーがついたバイクは車検に通ることができません。

  • 鏡面サイズが80mmの正方形バックミラー
    • 不合格理由:鏡面の面積が69平方センチメートルに達しない
  • 縦寸法が78mm未満の細長いバックミラー
    • 不合格理由:直径78mmの円が収まらない

現行車(純正)のバックミラーなら車検基準にも適合しているため心配ありませんが、平成18年12月31日以前に製造されたバイクやカスタム車などに乗っている方は、車検前にバックミラーのサイズを確認しておきましょう。

車検に通るバックミラーの数は「左右」が鉄則

製造年や型式の認定時期に関わらず、バックミラーは左右に取り付けておく必要があります。日ごろ左ミラーを外して走行している方は、車検前に規定サイズのものを必ず取り付けておきましょう。

車検に通るバックミラーの数は「左右」が鉄則

位置はハンドルの中心から280mm以上離すこと

車検では、バックミラーの取り付け位置にも厳密な規定があります。以下で取り付けに関わる規定を確認しましょう。

  • かじ取り装置(ハンドル)の中心から280mm以上外側に取り付けてあること
  • 歩行者に接触した際に障害を与えない形状であること
  • 歩行者に接触した際に衝撃を吸収する構造であること

歩行者に接触した際の事項は、鋭利な形や溶接による取り付けでなければ車検を通ることができます。また、一般的に純正のバックミラーなら問題なく車検を合格できるでしょう。

まとめ

純正のバックミラーを取り付けたバイクなら車検時にも心配はありませんが、古い年式のバイクやカスタム車では注意が必要です。車検を無事合格するためにも、バックミラーの規定をおさらいしましょう。

  • 鏡面部分の面積&直径が規定サイズに適合しているか確認しよう
  • バックミラーは必ず左右に取り付けておこう
  • ハンドル中心部からの距離と取り付け方法が適切か確認しよう

本記事は、2017年11月30日の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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