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大型バイクの年間維持費や税金・保険費用について

大排気量の大型バイク(リッターバイク)は維持費が高いイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。保険や税金等の、大型バイクの年間維持費の内容を紹介します。これから大型バイクに乗ることを検討している方は、維持費の内訳やおおまかな合計額を把握しておきましょう。

自賠責や任意保険代について

大型バイクの自賠責保険は年契約で7,010円、2年契約で8,760円、3年契約で10,490円です。新車購入時は車検満期が3年後ということもあり、自賠責も3年で契約する人が多いでしょうから、3年契約の10,490円を想定しておくといいかもしれません。他にも、任意保険代も掛かります。任意保険は車種や等級によって差が大きいですが、数万円は掛かることを想定しましょう。

税金や車検

大型バイクは軽自動車税として、毎年4月1日時点で所有している場合は6,000円を支払う必要があります(納期は原則5月中)。加えて、重量税の負担もあります。重量税は車両の初度登録(初度検査)から何年経過しているかによっても変わりますが、満13年以内であれば、1,900円/年です(新車登録時に3年分の5,700円が、それ以降は2年ごとの車検時に2年分の3,800円支払います)。また、車検の負担もあります。車検に掛かる費用は業者によってそれぞれですが、車検整備基本料金、車検時の諸費用、消耗品の交換代等がそれぞれ数万円程度掛かります。

税金や車検

ガソリンと消耗品の負担

大型バイクの燃費は20km/Lから30km/Lが比較的多いです。燃費を20km/Lだとして、ガソリン価格を120円と仮定すると、年間に10000km走行した場合には以下のガソリン代が掛かる見込みとなります。

■年間ガソリン代=10000km÷20km/L×120円=60,000円

燃費は単純に排気量だけでなく気筒数や走行方法によっても変動しますので、単純に大型バイクだから燃費が悪い・ガソリン代が高くなるとは必ずしも言い切れません。大型バイクは小排気量バイクよりもエンジン回転数を抑えて走ることが出来るので、その点で燃費を向上させられる可能性もあります。

その他、大型バイクの消耗品代は一般的に小排気量のバイクよりも高くなる傾向があります。排気量が多ければエンジンオイルの量もそれに比例して増大するので、オイル交換の費用は増えます。また、タイヤ等の寿命も短くなりがちです。タイヤは消耗品の中でも比較的高価なパーツであり、大型バイクでは5000~10000kmごとの交換が一般的に推奨されています。

大型バイク維持費総額

大型バイクの維持費は総額でどれくらい掛かるのでしょうか。任意保険を35,000円だとして、記事で紹介した条件を当てはめれば、以下のようになります。

■大型バイクの年間維持費=7,010円(自賠責保険)+35,000円(任意保険)+6,000円(軽自動車税)+1,900円(重量税)+60,000円(ガソリン代)+80,000円(車検整備基本料金、車検時の諸費用、消耗品の交換代等)=189,910円

他にも駐車場代等も考慮する必要があります。

まとめ

大型バイクの維持費は250cc等に比べると多少高額にはなります。しかし、大型バイクに乗る醍醐味はかけがえの無いものです。大型バイク購入を考えている人は確実に費用負担出来るように、資金を準備しておきましょう。

本記事は、2023年4月1日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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