

外観の損傷、各部品の取り付け状態、操作系と機能の作動、整備状態など、まずは基本チェックポイントをしっかり確認。走り屋好みのモデルなので、転倒によるダメージにも注意しよう。エンジンは、オフロードモデル用がベースで基本的には丈夫なのだが、オイル管理が甘かった車両はクランクにダメージを負っていることが多い。フロントフォークのインナーチューブやフレームの塗装が剥げやすい部分などに錆が出やすいので注意しよう。参考車両のようにカスタム箇所が多い場合は、隣にノーマル車両を置いて比べてみないと判断が難しい部分も出てくる。また、走りのカスタムは、乗り手に合っているかどうかを判断する必要もある。カスタム車は、特定のモデルを得意とする販売店やカスタムショップで購入するのが鉄則と心得よう。一般の中古車販売専門店は、改造車を遠ざける傾向にあるが、ほとんどが購入後の修理やトラブルなどに対応できないと考えていいだろう。
参考車両:1992年・走行29,404km・青
装備/改造:全塗装、マフラー、リアサスペンション、ハンドル、シート、ステップ、他
(車両紹介)
Goose 250(NJ46A)◇249cc油冷4サイクル単気筒(NJ46A)・MT/6速リターン・セル始動◇人気オフロードモデルDR250/350のパワフルなエンジンを軽量パイプフレームに搭載し、絶対的なパワーではなくコーナーで勝負するシングルスポーツモデルというジャンルを築いたのがグース。1991年末新発売のグース350に続き1992年1月に250が発売された。テールカウル一体シングルシートをはじめ、ハンドルやステップ位置、レーシーなサイレンサー別体マフラーなど、カウルを外したレーサーレプリカのようなネイキッドスタイルの外観も特徴で、生産終了後の今なお根強いファンも存在する。倒立フロントフォークやオイルクーラーを装備した350に比べ、250はオーソドックスな正立フロントフォークが採用されてオイルクーラーも付いていないなど、細部に異なる部分もあるが、存在感が薄く、わずか1年間しか生産されなかった。しかし、車検がなく重量も軽い250のほうが人気は高く、中古市場では350よりも高価格になっているという現象が起きている。なお、参考車両は350のような青色に塗装しているが、発売当時の250の車体色はブラックのみとなっている。


