バイク試乗レポート:WR250X
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試乗レポート ヤマハ WR250X

 ヤマハ WR250X

鍛え抜かれたアスリートなのに
街中での普通の生活では
トンガッてないスポーツ選手!
ブン回せば速いけどゆっくりでも快適
YAMAHA WR250X
 このWR250Xは、いわゆるスーパーモタードって呼ばれるジャンルのバイク。そもそもモタードってのは、「アスファルトとダートの区間が混ざったコースを舞台に、だれが一番速いかを決めよう」と始まった競技。だからもともとは、オフ車をベースに前後タイヤをロードよりにするなどして作られていた。
 でもここ最近は、このジャンルそのものが定着してきたため、まずオフ車ありきじゃなくて、最初からモタードのことも考えて設計されたようなマシンも出てきた。このXもそんな1台。WR250R/Xは、07年11月に相次いで発売された完全新設計のシリーズだけど、XはRがベースというより、この2台は一卵性双生児みたいなもんだ。
 で、そのXだが、性格はかなりスポーツ好きで、身体能力も高い。心拍数の高まりと比例して激しいダッシュを披露し、強靭な骨格でハイスピード域でもヨレない。重心バランスもよくて、フットワークを繰り返しているときの安定感もあるから、ミスしそうな気がしない。
 でも、単純にそういう能力だけでいえば、他にも匹敵するようなモデルはたくさんいる。コイツがスゴいのは、そこまでのスポーツができるのに、都会生活もサラリとやってのけるところ。ステップのギザギザが鋭すぎるところは、本来の性格を隠しきれてないが、街でも違和感なく付き合えるヤツなのだ。
文=田宮 徹 写真=宮崎雄司
YAMAHA WR250X 前後ホイールは17インチ径で、タイヤはロード向けスポーツラジアル。ちなみに後輪計測での出力は、Rより2馬力以上高いようだ。
YAMAHA WR250X フロントフォークは倒立式で、伸圧減衰力が調整可能。Rとはセッティングが異なる。前ブレーキディスクはRより大径で、キャリパーや大径ハブも専用品だ!
YAMAHA WR250X チタン製吸気バルブやFIを採用した水冷エンジンを搭載。フレームは、アルミ製のメイン部に、鋼管製のダウンチューブ&リヤフレームを組み合わせている。
YAMAHA WR250X 液晶メーターには、時計やトリップが表示できる基本モードに加え、ストップウォッチや距離補正トリップ機能を備えた計測モードも!
YAMAHA WR250X フルアジャスタブルのリヤサスペンションにも、X専用チューンが施されている。このほか、2次減速比やECUのマッピング、フレーム塗色などもRとは異なる。
YAMAHA WR250X ゼッケンプレートを持たず、後部上方にシュッと伸びたマフラーは、公道向けWRシリーズのアピールポイント。好き嫌いは分かれる!?
YAMAHA WR250X
SPECIFICATIONS
エンジン 水冷4ストロークDOHC 4バルブ単気筒
排気量 249cc
圧縮比 11.8
最高出力 23Kw(31ps)/10000rpm
最大トルク 24Nm(2.4Kgm)/8000rpm
全長×全幅×全高 2125×810×1190mm
シート高 870mm
車両重量 125kg
燃料タンク 7.6L
タイヤサイズ F110/70R17 R140/70R17
価格 73万2900円
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