バイク試乗レポート:CB400スーパーボルドール
サイトマップ お問合せ Goo-netトップ
新車・中古バイクの検索
試乗レポート 最新モデル車の詳細、及び試乗レポート記事をご紹介。
TOP > バイクを知る > 試乗レポート > ホンダ CB400スーパーボルドール

試乗レポート ホンダ CB400スーパーボルドール

 ホンダ CB400スーパーボルドール

ツアラー色をプラス!
風を感じるフェアリング
HONDA CB400SUPER BOLD'OR HONDA CB400SUPER BOLD'OR
風通しの良さにこだわった
ネイキッド派生のカウル
 04年のフルモデルチェンジで、可変バルブシステムであるハイパーVテックがスペック3に進化したCB400スーパーフォア。低回転から中高回転域まで質感ある回転フィールと、シームレスなパワーとトルク感が魅力のバイクだ。
 そのネイキッドスタイルにカウルという魅力を加味したのがスーパーボルドールである。デザインコンセプトは兄貴分の1300同様で、兄弟車であることを主張する仕上がりが見て取れる。しかし、各部に400専用のデザインを施し「お下がり」感はみじんもない。
 カウルを得たことで、乾燥重量が5kg増加し、価格は7万円+消費税分のアップとなっているが、なかなかどうして、その差など気にならなくなるほどこのバイクは魅力的だった。
 フレームマウントのカウルは低速域から気になるような重みを感じさせず、タウンスピードから整流効果が実感できる。スクリーン上端の高さが1300ほど高くないので、視覚的圧迫感が少ないのも嬉しい。半面、高速道路の巡航では胸に風を感じることになるが、心地よさを感じるまで風圧を減衰しているので、快適性はネイキッドの比ではない。
 また、サスのチューニングも変更し、接地感と乗り心地の良さを向上。これらにより、秀逸なスポーツツアラーに仕上がった、と太鼓判を押すことができる。80年代の大ヒットモデル、CBXカラーとブラックという2色展開であるが、ボディカラーはもう少しバリエーションが欲しいと思う。でもこれがスーパーボルドールへの数少ない不満である。高速タンデム時代、魅惑のミドルの誕生である。
写真=増井貴光 文=松井 勉
並べてみても、正面のボリューム感はカウル付き、ネイキッドそれぞれの良さを生かし、極端な差が無いのが特徴となっている。 高密度ウレタンフォームを採用するシートと初期作動の良いリヤサスの相乗効果で、長時間でも疲労感の少ない乗り心地だ。 新たにイニシャルプリロードアジャスターをフロントフォークに装備することで、ライダーの好みに合わせたセットアップが可能になった。
カウル側面を流れる空気を一旦カウル内に取り入れ、そして排出することで、カウル内外の圧力差を減じてハンドリングの軽快さを確保した。
タンデムインプレッション
 高速道路での2人乗りもさっそくチェック。まず合流時に見せるトルクフルなエンジンマナーが、パッセンジャーをのけぞらせるようなことなく加速できてマルだ。リヤサスのイニシャルプリロードを1段上げておけば、ピッチングをより少なく、快適な高速クルーズを楽しめる。
SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2040×725×1155(mm)
シート高 755mm
ホイールベース 1410mm
乾燥重量 175kg
エンジン 水冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒
ボア×ストローク 55.0×42.0(mm)
総排気量/圧縮比 399cc/11.3
最高出力 53ps/11000rpm
最大トルク 3.9kg-m/9500rpm
燃料タンク容量 18L
燃料供給 VP04B
ミッション 常時噛合式6段リターン
ブレーキF 油圧式ダブルディスク
ブレーキR 油圧式ディスク
タイヤサイズF 120/60ZR17
タイヤサイズR 160/60ZR17
ボディカラー レッド(ツートーン)、ブラック
メーカー希望小売価格 75万6000円(ツートーン)/73万5000円(ソリッド)
カタログデータへ この車種を探す

株式会社プロトコーポレーション 会社概要 | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告掲載について | よくある質問と回答
COPYRIGHT(C) PROTO CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.