22歳の時に遊びで始めたスノーボードに夢中になり、3年後にはプロとなった本間さん
幼少のころからおもちゃをバラしたりするのが好きで、気がつけば解体屋から
拾ってきた廃車を走れるまでにしていた。多忙な日々のなかで本間さんが
楽しんでいるのは82年式のクラシカルハーレー FLHを自分流にカスタムすることだった
大好きな自転車のような雰囲気に……。ガレージは深夜まで加工の音で響く |
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オッ!! なんじゃ、これは……。本間さんのハーレーは、原形をとどめていなかった。
「自転車が好きでね、いまでも仲間と裏山で上りはトライアル、下りはダウンヒルで楽しんでいるんですよ。だから、このハーレーも自転車っぽくしたくて……」という本間さん。
取材をしていて、いまの本間さんを作り上げたのは、本間さんが住む福島県会津若松の自然が鍵を握っているようにように感じた。雪が多く、スキーは小/中学校の必修授業にもなっている。となれば、スノーボードの世界に入っていくのもうなずけるし、裏に山があれば、探検に行ってあたりまえだ。「男の子だったら、みんなそうじゃないのかな?? ほとんど壊しちゃうけど、子供のときって、おもちゃをバラバラにするでしょう。自分はそれがいまも続いているようなもんですよ」と……。
「免許が取れてすぐに、解体屋さんから、KH250をタダ同然で買ってきて、それを直して乗り回す。飽きたらだれかが買っていき、また新しいバイクを拾ってくる。それの繰り返しでしたよ」このときに身につけた整備術!? このハーレーにも、大きく影響することになる。
「どうしてもクラシカルなハーレーに乗りたくて、アメリカから取り寄せてもらったんですよ。そのときはノーマルだったんだけど、すぐにエンジンブロー。直るまで時間がかかるなら、いじっちゃおう。パターンにはまるのがイヤでね。単純に自転車が好きだったから、自転車風に仕上げようかって……。お金もないから、自分でやれるところは自分でやる。それでも200万円ぐらい、使っちゃったかな」と、微笑む本間さん。
長く付きあう秘訣??
「故障は日常茶飯事。だから、近場に行くときでもバックに工具やらを入れて出かけますね。割りきればいいんですよ」本間さんはそんな風にクラシックハーレーと付きあっている。 |
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カスタムショップで販売されているパーツも多いが、自分で作れるパーツは自分で作るという本間さん。タンクはワンオフ。自転車ティストにするには鍵を握るパーツとなるため、何度も作り直してもらい、現状のタンクにたどり着いたという。 |
| 約4年前に200万円で購入した82年式のFLH 80キュービック。すぐにエンジンがブロー。直すだけの予定が、心の奥底に潜んでいた遊び心が頭をもたげてしまい、あちこちに手を加えだしてしまった。すでに修理&カスタム費用は購入額を上回っているらしい。 |
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自宅横のガレージ。本業のスノーボードだけでなく、お宝級のバイクのパーツもゴロゴロ。ショップまかせではなく、自分でカスタムすることが多いので、簡単な加工機械も揃えている。 |
本間 勝則
福島県は会津若松出身の37歳。25歳でスノーボードのプロ試験に合格するが、登録料が払えず断念。プロになったのは28歳。現在は競技よりも、メーカーの開発や岩手県APPIスキー場と契約を結び、コースの設営、イベント企画、レッスンなどプロデュース業で多忙の日々を送る。 |
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