国内最高峰に君臨する4輪レース「スーパーGT選手権」
熱いバトルにドライバーはすべてをそそぎ勝利を目指す
走り終えて疲れきった肉体&精神を癒してくれるのは……
大好きなアメリカ生まれのハーレーダビッドソンなのだ |
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「家の近所をクルマで走っていたら、いきなり、ハーレーが思い浮かんでね。これって神さまのお告げかな。気がついたら、もうバイク屋さんにいたわけ」と、織戸選手は言う。
エッ、この人だれ……?? という読者の方に、簡単に織戸選手を紹介しておこう。国内、最強の4輪レースでもあるスーパーGTのドライバーで、ドリフトの名手。走り屋からも高い支持を得ている。そんな織戸選手、恐ろしいぐらいにアメリカが大好き。どうやら、すべてはTVや漫画が大きく影響したという。
「奥様は魔女を観て、将来、結婚するのはアメリカ人。映画のカーチェイス&クラッシュシーンと言えば、ベンツやポルシェではなく、どでかいアメ車ばかりで、乗るならアメ車って、小学生のころから決めていた」
奥さんは日本人だが、愛車はハマー。レースも今でこそ、活躍の場を国内に置いているが、何度か、ナスカーに挑戦している。結果は散々だった。ナスカーを夢見て、アメリカにまで行ったのに、上位を走りながら給油ミスで炎上。「あのときは焼き鳥になるかと思った」と振り返る。もてぎでのナスカーにも参戦したが、2ラップ目にクラッシュ。「勢いだけで走っていた。今みたいにタイヤが暖まって……というようなことを考えず、舞い上がりっぱなしだった」。
ハッキリ言って、いい思い出はないのに、それでもアメリカだという。「バイクは乗っていましたよ。小学校のころから?? 裏山で家のカブを乗りまわしていたし、中学の時は小遣いを貯めて、1万円で解体屋からMR50を買ってきてね。いじくり倒しているうちに走るようになって……。無免時代が長いんですよ(笑)」
ハーレーに乗る本当の理由を訪ねてみると「アメリカに行ったとき、レンタルバイク屋さんがあってね。せっかく、アメリカにきたんだから国産よりもハーレーに乗ってみようか。それがすごくいじってあって……。日本ではあり得ないことでしょう。めちゃくちゃに楽しくて……」。
「バイクの魅力は、一人で自由に乗れるから。もうひとつは機械をいじるのが好きで、エンジンを初めとするメカが丸見えってことかな。クルマはボンネットを開けないと見えいなでしょう」と織戸選手は微笑む。
ソフテイルを選んだ理由は「レースで仲良くなったヒロミさんも乗っていて、それがすごくかっこよく、いじってあったから。自分のもこんな風に仕上げよう」という。自分でいじりたい。アメリカに行くごとにパーツを買い込み、気がつけば、今のマフラーは5本目。わずか1年足らずの間で……。キャブもKEIHIN製に変更。「そのうち時間ができたらと思って、カムやピストンも買ってあるんだ」眺めていても走っていても楽しい。それでいじれる。枠にとらわれることなく……。それがハーレーだという。 |
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スーパーGTの500クラスは、F1を目指すエリートドライバーばかり。そのなか、織戸選手は走り屋からステップアップした雑草系!?ドライバー。にもかかわらず、すでにこのクラスで2勝を挙げている。 |
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06年型のソフテイルを発売と同時に購入。わずか1年しか経っていないが、あちこちに手が加えられていた。ショップでなく、自分でやった箇所も多いという。 |
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このマフラーで5本目。「性能も重要だけど、自分の求めているEXノート&かっこよさがあって……。表現しにくいんだけどそれを追い求めると」とこだわりをもっている。 |
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ガレージの奥にある部屋は、レースのトロフィーが飾られる。ここでボッーとして、鋭気を養い、次の戦いの場(サーキット)に向かう。 |
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織戸 学
千葉県出身。走り屋が集まる船橋港で、ドリフトの腕を磨く。その後、富士フレッシュマンでデビュー。耐久レースなどにステップアップ、参戦したすべてのカテゴリーでチャンピオンに輝く。アメリカで大人気のナスカーにもスポット参戦。現在はスーパーGTの500クラスでスープラを駆り、活躍中。 |
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