(12戦終了段階で)ここまでポイントランキングトップにたっています。シーズン前には、このような状況を予想していましたか?
ここまでシーズンはまずまずうまくいっているし、残り5戦となった時点で、チャンピオンシップをリードしているってことにはとても満足だよ。この先がまだ長いってことはわかっているし、いちばん大事なのは、シーズンを終えた時点でチャンピオンシップをリードしているってことだしね。
でも、多くの人は、ボクがこのポジションにいるなんて予想していなかったよ。開幕時点ではみんな、ボクのことをチャンピオン候補になんて思っていなかっただろうし、ボクがチャンピオンシップをリードしはじめたときも、ただのまぐれだって思っていたと思うよ。でも今はみんな、今年のボクらのチームはホンモノだって思いはじめているよ。
現在のような、好成績を収めているいちばんの理由はなんでしょうか?もちろんここまでテストを含め頑張ってきているわけですが
今年になって、いろいろなことがチームとうまくできるようになってきたんだ。今までにないほどいっしょになってうまく仕事も進んでいる。ボクのクルーのチーフであるピート(ベンソン)とも今年はうまくいっているし、新しくデータエンジニアとして入ったラモン(オーリン)の助けも大きい。それに、サーキットでの生活も今まで以上に快適だし、何よりも楽しんでいるんだ。それにプラスして、マシンをどうセットアップしてよいのかの理解度も高まっていることもあると思うよ。
2年連続で、地元であるラグナセカ(第11戦アメリカGP)で優勝しました。感想をお願いします
ラグナセカでの優勝は最高だったよ! 2005年はモトGPでの初優勝で、本当に特別なことだった。でも、今年のほうがレース前にむちゃくちゃプレッシャーがあったし、よりうれしかった。それに今年のレースウィーク中は、去年のように何もかが順調にいってたわけでもなかったしね。でも、ホームレースでファンや友達、それに家族を前にして優勝できるってことは本当に誇らしいし、すばらしいことだ。
現在プライベートで乗っているバイクと、選んだ理由を教えてください
いろんなタイプを持っているからなぁ……。モトクロスバイクやダートトラックバイクは練習やトレーニング用だよ。でも、たぶん今のいちばんのお気に入りはボクのXR50で、いろいろチューニングしたりカスタムしたりとイジッてあって、兄弟と競争して楽しんでいるんだ。
それに、サーキットでは小さいスクーター(ホンダ/ZOOMER)に乗っていて、あれはとてもクールだよ。ボクはレース一家で育ったんだ。父もレースをしていたし、兄弟もアメリカ選手権(AMA)のKawasakiファクトリーバイクに乗るレーサーだ。だから生まれたときからモーターサイクルといっしょに成長してきたんだ。
日本に対してどんなイメージをもっていますか?
日本はボクにとって、とても違いを感じる国だし、何より楽しいんだ。それに、日本の人たちは世界中でいちばん親切だと思うよ。ヨーロッパに行っても、それがアメリカのどこかと言われても同じような感覚だし、でも日本に行くと、本当に違うところに来たって感じるんだ!
ボクのチーフエンジニアのキノさん(木上氏)、サスペンションエンジニアの福沢さんなど、多くのチームスタッフは日本人だ。日本のみんなといっしょに過ごしたり、日本のファンのレースに対する情熱を楽しんでいるよ。本当に、日本ではたくさんのファンに応援してもらっていると思うし、うれしいよ。
15戦、日本グランプリはどんなレースになると思いますか?
去年のもてぎは難しいレースだったし(編集部注:05年第12戦日本GPでは7位)、ブリヂストンが強かった。だからもてぎに向けては一生懸命に頑張らないといけないし、いいパッケージにしなければいけない。いくつか難しいコーナーがあったので、どう攻略できるのか、今からすでに考えはじめているんだ。
日本グランプリへの意気込みを聞かせてください
去年はうまくいかなかったけど、ボクにとって、もてぎは2003年に最初のモトGP表彰台を獲得したサーキットだし、けっこう好きな場所だよ。もてぎは多くのハードブレーキングポイントがあるし、路面はすばらしい。コースにあるトンネルとブリッジもコースをより楽しませてくれるので好きなんだ。最後のセクションもよくって、複雑なスロープはハードなブレーキングが難しいけれど、すごくチャレンジングだ。もてぎでのレースを楽しみにしているよ。
日本には本当にたくさんのニッキー選手のファン、またホンダファンがいます。彼らに向けてメッセージをお願いします
日本ではいつもたくさんのファンに応援してもらって、本当にうれしいよ。ボクがダートトラック出身ってこともあるかもしれないね。応援してくれるファンの人たちのために、ボクのできるかぎりの攻めの走りをして、タイトル獲得に向けて優勝したい。日本でのたくさんの応援を楽しみにしています。
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