あこがれのマシンを駆って、思いっきり走りまくる!
そんな、だれもが思い描く夢を仮想体験させてくれる「RS II 」
テレビ画面のなかとはいえ、その臨場感はハンパじゃない
こだわりなくしては成しえなかった、その完成度の陰には
バイクのさらなる普及を目指すプロデューサーの存在があった |
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ゲームというと“やる人、やらない人”にまず大別されてしまって、やらない人との会話はそこで終わってしまう、そんなことも多い。でもここに、“バイクに興味がありますか?”という、もっと大きなところで盛り上がれる1本のゲームソフトがある。『RS II 』がそれだ。
タイトルからして『RS(ライディングスピリット)』である。相手をうち負かすだけに終始したレースゲームとはひと味違ったねらいが感じ取れる。ゲームの総まとめ役として、『RS』シリーズのプロデューサーを務める金子さんはこう語る。
「前作の開発がスタートしたとき、楽しめるバイクゲームが存在していなかったんですね。そこで、バイクらしいゲームを作ろうと思いました。それが『RS』シリーズの原点、スタートなんです」
バイクらしいゲーム、それはすなわち、バイクファンがやりたかったことの具現化ということができる。
メインの“RS”モードでは、まず名前を入力、その次の行うのはヘルメットやツナギのチョイスだ。実在のブランドから好みで“自分”を作り上げ、仮想バイクライフをスタートさせるのだ。レースで賞金を貯め、バイクを乗り替えたりチューニングを進めたりしていく。お金を稼ぐ手段こそレースではあるが、ボクたちのバイクライフをまさにシミュレーションしていく格好だ。
もちろん、ポンとそのままレースだけを楽しむモードや単独でコースを攻略するモードなど、多彩なプレイが用意されている。バイクに乗ったことがある人もそうでない人も、それこそ年齢を問わず、すんなりとゲームに入っていける間口の広さがあるわけだ。 |
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しかしながら、もっと深いところにも“バイクらしい”追求があった。
「バイクは転ぶ乗り物。前作ではそこをシビアに作りました。バイクはこういう乗り物なんだというところを伝えたかったんです。何がきっかけで転んじゃったんだろ? そういう概念まで織り込んだのには、バイクの認知がもっと広がってくれたらいいな、という思いを込めました」
最新作では、ユーザーにこの認知が広がったということで、次の段階へ進んでいる。もちろん、無茶をすると転ぶことに変わりはないが……。
「企画の段階ではまだあまり知られていなかったスーパーモタードも採り入れました。バイクレースのなかには、まだまだ世に知らないものがたくさんあると思うんです。バイクの市場は小さくなってるとかいいますけど、世界各地でこんなふうに盛り上がってるよ、というのを伝えたいな、と」
開発に当たっては、積極的に外にも出かけた。リアリティの追求のためだ。ツインリンクもてぎと鈴鹿サーキットではGPSを使った実測も行った。
「ホンダの朝霞研究所にもおじゃまして。ライダーの方にいろいろテストプレイしていただきました。ほんと、彼らの走りはすごいですね。その興奮も生かされていますよ!」
バイクファンであるプロデューサーが作り上げた『RS II 』は、バイクの楽しさを体験させてくれるにとどまらず、バイクシーンの今を伝えてくれるものでもあった。
「このゲームがきっかけで、バイクの免許を取ったユーザーさんがいるんです。もう、最高にうれしいですね!」 |
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モーターサイクルシミュレーター『RS II 』は、ソニー・プレイステーション2用ソフト。'02年夏の前作『RS』に続く第2弾で、今年の2月に発売されたシリーズ最新作だ。『RS』とは、ずばりライディングスピリッツ! 実名で登場する国内外の人気モデルは、その数なんと330台以上。バトルの舞台として実在のサーキットもフィーチャーされるなど、とにかくリアル、感情移入もしやすいものになっている。ゲームモードも多彩で、バイク購入から始まる“RS”、100人のライバルと次々と勝負する“100BATTLE”、友達とのバトルも楽しい“VERSUS”などあらゆる楽しみ方が用意されている。価格7140円で好評発売中だ |
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自分の走りを客観的に見ることができるリプレイ機能も搭載。バイクはもちろん、ヘルメットやツナギも自分の好みでブランドチョイスができるから、まさに“自分”が再現できる |
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ハヤリのビッグスクーターも登場! 今現在のバイクシーンをしっかり追いかけているのだ。派手なスライドも楽しいスーパーモタードも、もちろんフィーチャー済みだ |
金子裕幸(かねこひろゆき)
1969年生まれ。(株)スパイクへの入社は1999年。現R&D部ゲームグループプロデューサー。『RS』までは主にゲームのシステムプログラムを担当、初のプロデュース作品となったのが前作の『RS』だ。『RS II 』は2本目のプロデュース作品となる。大のレース好きでもあり、鈴鹿やもてぎには毎戦足を運んでいる。「音のサンプリングでドゥカティ999を目の前にしたときには、もう、シビれっぱなしでした。CBR600RRもカッコイイですね、RC211Vみたいで。やっぱり速い系のバイクが好きみたいですね」 |
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