>>>MAINTENANCE<<<
走りを存分に楽しむためには、エンジンパワーも大切だけれど、ブレーキがしっかり効くことを確認しなければならない!ここではブレーキのチェック方法を伝授しよう!
ディスクブレーキはキャリパーに装備された「パッド」がホイールとともに回転する「ディスクローター」を挟み込むことで制動力を発揮する。パッドは消耗品なので、残量には常に気をつけよう!
ブレーキレバーを握ることで、ホース内の「ブレーキフルード(オイル)」によってブレーキパッドが押し出され、ディスクローターを挟み込む。ブレーキフルードはハンドル部にあるタンクで汚れや量を確認できる。
しっかりと正確にブレーキ操作をするためにも、ブレーキレバーは自分の手の大きさに合わせよう。レバー根元のダイヤルを回すだけでセット位置を変更できるので、まずはチェック!
ブレーキレバーは常に風雨にさらされているので、定期的な注油が欠かせない。グリスが切れたレバーは動きがぎこちなく、酷いとレバーが戻りにくいなどの症状が出ることも。
アンチロックブレーキシステムの略。急ブレーキや砂利道などでホイールがロックした場合にセンサーが感知し、ブレーキの作動状況を自動的に操作することでロックを解除、転倒などを防ぐという機構だ。
オンロードスポーツモデルでスポーツ走行を楽しもうとすると、どうしてもエンジンなどの調子に目がいきがち。しかし、安全に走るにはブレーキこそが重要なのだ。もちろん、ブレーキパッドやフルードの交換には専門知識が必要なのでお店にお任せするとして、それでもオーナーが自身でできるブレーキメンテナンスはたくさんある。ここではそれらをまとめてみた。
特に日常的にやって欲しいのがブレーキパッドの残量チェックと、レバーへの注油。ブレーキパッドは制動力に直結する部分だし、もしも残量がないまま走り続けると、ディスクローターを傷つけ、痛い出費となることも・・・。しっかりしたブレーキタッチで確実に止まるためには、注油も欠かせない。
充実したバイクライフを送るためにも、ブレーキには気を配るよう心がけよう!
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