1990年代を中心に大ブームとなったのがヨンヒャクネイキッド(NK)当時の中心は、現行では数少ない4気筒エンジン搭載車もちろん中古車なら、いまでもその乗り味を楽しむことができる
中古相場価格●24〜150万円
1989年に登場してネイキッドブームの火付け役となったゼファーの後継がχ(カイ)。それまでの2バルブから4バルブの399cc空冷並列4気筒エンジンとなり、1996年型で登場。さらに翌年、後輪の17インチ化をはじめ足まわりを中心とした大幅な改良。2008年に生産が終了された。
中古相場価格●20〜108万円
1980年代名車のZ1000R(ローソンレプリカ)をモチーフとした、ビキニカウル装備で直線基調のデザインが特徴の399cc水冷直4モデル。初代は1994年にデビューし、2008年に生産終了となった。1998年型からは、前6ポットキャリパーを装備。後輪は18インチだ。
中古相場価格●14〜81万円
「インパルス」という1980年代の車名を復活させて1994年に発売されたのが、レーサーレプリカのGSX-R400用をルーツとする398cc水冷並列4気筒エンジンを搭載したGSX400インパルス。2004年に熟成され、最後はインパルス400として2008年まで生産された。スポーティな正統派だ。
中古相場価格●24〜60万円
輸出用に開発されたGSR600がベース。2006年の発売当時、400NKでは唯一のFI採用モデルだった。高剛性なアルミ製フレームに、スーパースポーツのGSX-R600がルーツとなる398cc水冷並列4気筒エンジンを搭載。2009年には、環境性能を高めながら61馬力にアップ。
中古相場価格●13〜60万円
スポーティな空冷4気筒ネイキッドとしてXJR400が新登場したのは1993年のこと。1995年には、オーリンズ製のリアサスペンションやブレンボ製の前ブレーキキャリパーを装備したXJR400Rが追加。1998年からはこのR仕様に統一され、2008年まで生産された。1990年代中期の人気モデルだ。
中古相場価格●13〜59万円
1990年代後半を中心に販売されていたモデル。GSX750をベースに、油冷4気筒エンジンのボア・ストロークを縮小して399cc化。大柄な車格とスズキらしい油冷エンジンが特徴だったが、比較的短命に終わった。前ブレーキは、ブレンボ製の対向4ポットキャリパー。
※中古車相場価格はGooBike.com調べ(2017年7月)
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