日に日に暖かくなって、いよいよ本格的なバイクシーズンが到来。
今回はツーリングをより楽しむため、バイクにまつわる様々な噂や
疑問を大検証! 是非、愛車選びの基準にしてもらいたい。
これを読めば、きっと理想のバイクライフが過ごせるはずだ。Text/Toshiyuki Sagayama Photo/Hiromu Inoue、GooBike編集部
目的や環境は人それぞれ
あなたはナニ派?
- ソロ
- ひとりなら荷物もそんなに多くないし、必要以上のパワーもいらない。自分のペースで、気持ちよく走れるバイクを探したい。
- タンデム
- 彼女や奥さん、そしてお子さんなど、二人乗りがメインなら、タンデムシートの居住性や荷物の積載性にはこだわりたい。
- マス
- 仲間と一緒に走るなら、やっぱり迷惑はかけたくないもの。速度域や給油ポイントを合わせるためにも、周りのバイクを要チェック!
ドコに行く?
- 見知らぬ土地
- 見たことのない景色を求めて走るなら、やはりそれなりの距離を走る必要がある。最低でも、高速道路が乗れる126cc以上にしたい。
- 仲間との思い出作り
- 自分が行きたいところや、仲間の行きたいところなど行き先はさまざま! どこへでも快適に行けるオールマイティーなモデルが理想。
- ワインディング
- ワインディングを楽しく走るなら、スーパースポーツでなくとも、ネイキッドやモタードなど、スポーツ走行が得意なモデルを選びたい。
バイクの主な使用用途
751cc以上のビッグバイクユーザーのうち、80%が主な用途として「ツーリング」を挙げた。250ccクラスは35%、400ccクラスは62%、401〜750ccは68%となり、排気量が大きくなるにつれて、ツーリングの比率がアップしている。2016年3月 一般社団法人 日本自動車工業会
『2015年度 二輪車市場動向調査』より
理想のツーリングライフに合ったバイクを選びたい
バイクの用途や楽しみ方はいろいろあるが、やはり王道は、気持ちの良い道を走り、景色を眺め、美味しいものを食べる「ツーリング」である。しかし、そんな楽しいツーリングも、バイク選びを間違えたら楽しくなくなってしまうかもしれない。
たとえばタンデムツーリングを楽しみたいのに、シートが小さくて居住性が悪ければ、パッセンジャーは乗るのを嫌がるだろう。1泊以上のロングツーリングをメインに考えていたのに、高速道路に乗れない125ccクラスを買えば、行きたいところに行けないかもしれない。また、仲間はみんなリッタークラスの大型モデルなのに、自分だけ小排気量モデルなら、スピードレンジが違って迷惑をかけるかも・・・。
もちろん、バイクは趣味の乗り物であり、気に入ってしまえばアバタモエクボ。多少の不都合が逆にお気に入りのポイント、なんてこともあるだろう。しかし、快適で楽しいツーリングを追求したいと思うなら、ちょっとだけ考え直してほしい。もしかしたら、自分が理想とするバイクライフに、もっと近づけるモデルがあるかもしれない。また、巷にはツーリングバイクにまつわる様々な噂があり、バイク選びをするときにどれを信じればいいのかわからない人もいるだろう。
せっかく旅の相棒となる愛車を探すのだから、後悔しないバイク選びをしてほしい。これを読めば、きっとそのヒントが得られるはずだ。