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車両重量に注目しよう!!

走っていれば気にならないけど、止まったとたんにライダーのプレッシャーとなるのが「車両重量」。
しかし、これまた数値が高ければ重く、低ければ軽く感じるものでもないのだ。

車両重量を決める3つのポイント

フレーム
ガソリンタンク
特に重量を持っているディテールがバイクには3点ある。まずはエンジン。各パーツのなかでも最も重く、部品点数も多い。同じ排気量でも単気筒と4気筒ではパーツ点数が大きく異なり、車重に大きく関係する。次に重いのがフレームだ。バイクの骨格を成すフレームは、鉄かアルミかといった素材によって、重量に差が出る。最後はフューエルタンク。車両重量はガソリンが満タンの状態での重量なので、容量が大きいとそれだけ数値も大きくなる。
エンジン
190kg
168kg
バイクを取り回すときに気になるのが車両重量。軽ければ押し歩きはラクに、重ければ苦に感じるはずだが、CB400FとYZF-R25は車重差が22kgもあるとは感じられない。その最大の要因はハンドル形状。セパレートハンドルは力を入れずらく、重く感じる場合があるのだ。他にも重心位置も重要なポイントだ。

400ccクラス 最軽量vs最重量

VS

400ccクラスの国産モデルのなかで最も軽いモデルはYZF-R3。400ccクラスとはいいつつ、320ccのエンジンはライバルより軽く作ることができる。もちろんスポーツバイクらしく、フレームなども軽量だ。対してイントルーダークラシックは重厚感がポイントだけにエンジンが大きく、それに合わせてフレームもゴツい。結果275kgとなった。

車体バランスによって
感じる重さは大きく変わる

「車両重量」とは、言うまでもなくバイクの重さを示すのだが、重量に含まれるのは車体のほか、エンジンオイルやフォークオイルといったオイル類、そしてフューエルタンクは満タンが想定されている。つまり、車体が最も重い状態ということ。さてこの車両重量だが、もちろん数値が高ければ重いことに間違いはない。しかし、実際に押し歩きをした場合と印象が異なることも少なくないのだ。理由は“重心”と“押しやすさ”にある。いくら軽くても押しづらいハンドルならバイクは重く感じるし、重くても重心のバランスが取れていれば軽く感じる。これもまた、数値だけでは決して推し量れない項目なのだ。

旧車のスペックにある『乾燥重量』って何?

HONDA CB400
SUPER FOUR(1992)
HONDA CB400 SUPER FOUR(1992)

1

0 〜15年ほど前まで、「車両重量」欄は「乾燥重量」という項目だった。車両重量はガソリンやエンジンオイル、フォークオイルなどが入った“走れる状態”なのに対し、乾燥重量はオイルやガソリンが入っていないもの。実際にライダーが乗る時の重量とはかけ離れた数値のため、数年前からほとんどのメーカーで廃止されたのだ。

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