「時代を席巻したメカニズム」や「唯一無二のスタイリング」が、プレミア化するひとつの要因だと仮定すると
現行車や、いまはまだそれほど高騰していない中古車にも、その可能性を秘めた機種がいっぱいある!
- 中古平均価格◎40.9万円
- 249cc水冷2スト単気筒エンジンを搭載し、CRM250Rの後継として97年に新登場。独自のAR燃焼技術で環境性能を高めたが、より強化された環境規制に対応できず90年代末で廃版に。
- 中古平均価格◎75.8万円
- 01〜08年まで国内販売されたネイキッド。スズキの油冷4気筒では、最大排気量(1401cc)を誇っていた。
- 中古平均価格◎34.9万円
- 排ガス規制が強化される07年夏まで生産された、249ccの水冷並列4気筒車。いまはなきエンジン形式に注目。
- 中古平均価格◎81.0万円
- 846cc水冷並列3気筒エンジンを搭載した現行モデル。国内メーカーが3気筒を採用するのは、近年ではめずらしい。
- 中古平均価格◎98.0万円
- NM4は、「近未来」をテーマに掲げる現行シリーズ。NCシリーズ譲りとなる、DCT仕様745cc水冷並列2気筒エンジンを積む。
- 中古平均価格◎119.2万円
- 00年代初頭に約3年だけ販売。当時は不人気だった80年代レーサー風のスタイルが、見直される日が来るかも・・・。
- 中古平均価格◎52.7万円
- 現在ではW800へと引き継がれた、675cc空冷バーチカルツインのレトロモデル。99年から00年代後半に販売。
- 中古平均価格◎34.9万円
- 08〜12年に生産された、「フルフラットツーシーター」をコンセプトとした249cc水冷単気筒スクーター。独創的な近未来スタイルは、突然のブームを引き起こす可能性を秘める!?
C O L U M N
キャブ車がほぼ消滅して今年でまだ6年だけど・・・
- 僕らユーザーというのは結局のところワガママな存在だから、新車が発売されていた当時には「高い」だの「カッコ悪い」だの「個性がない」だの「性能が悪い」だのと、あれこれ文句を言っておいて、いざその機構やデザインがなくなると欲しがるもの。まあでも、対価を払うのだから、それは当然でもある。
ところで「現行車にはない○○」ということで考えたら、いまはそれほどでもないけど、あと10年もすれば本格的に、「かつての懐かしいキャブレター車を・・・」という時期が、一度は来るんじゃないかな?
とくに、FCRやTMRなんてハイスペックキャブレターへの換装車が、クルマのソレ・タコ・デュアル(※わからない人はググってね)じゃないけど、ノスタルジーの象徴となるんじゃないかと・・・。そしてそうなると、プレミア化しそうなバイクの種類は、一気に増える。いまのうちに、1台持っておこうかな・・・。