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“イチ・ニー・ゴー”にハマるライダー激増中!!125ってココがいいよね!
125ccバイク
車格こそコンパクトだが、乗り物としての魅力満載の125クラス。
ココでは軽・小型二輪とは違うメリットや楽しさを紹介しよう。
気になるお金や燃費の話から、“イチ・ニー・ゴー”ならではの特典、
ちょっとディープな遊び方etc… ブームのヒミツが丸分かり!
乗って楽しいだけじゃない!125ならではの魅力とは?
 バイクは乗ってナンボ。それは排気量に関係なく125でも同じだ。だが、バイクを所有・維持していく上では、排気量区分によってその楽しみ方はもちろん、金銭的な負担にも大きな違いが存在する。
 最近になって、一部ニュースでも原付2種の売り上げが堅調だと報じられるようになった。それは多くのライダーがこのクラスならではの魅力に気付き始めたという証明でもあり、昨今の各社の新車攻勢もそれを裏付けるものだと言える。
 では小型・軽二輪などと比べて、原付2種の何がそんなに魅力的なのだろうか? それは「ある車種のココがこうで……」というピンポイントなものではなく、このクラスに属するすべての車両に共通したものだ。ここからは、イチ・ニー・ゴーならではの魅力を、様々な視点から紹介していこう。
税金・保険が安い!

125クラスの魅力を考えたとき、経済的なメリットを外すわけにはいかない。『原付2種』という名前の通り、あくまで原動機付き自転車の枠に収まっている125クラスは、それより上のクラスとは比べ物にならないほど、金銭的に優遇されているのだ!
 具体的な金額は下記に譲るが、複数台所有者には負担の大きい軽自動車税、登録や車検の際に必要となる重量税では、ほぼ負担にならないと言って良い金額である。同様に自賠責&任意保険でも優遇されている。それらを知れば、近頃125クラスの人気が高まっているというのも納得である。

税金・保険 表
燃費がイイ!

バイクを維持していく上で、税金や保険のほかにも金銭的に気になる項目がある。それが燃費だ。現在、国産の原付2種ではすべてが4ストロークエンジンを採用し、さらにほとんどの車両で燃料供給をFI化している。そうした事情に加え、軽量な車体とほどほどのパワーというクラス特有の特徴もあり、クラス全体での低燃費性能は圧倒的である。
 下の平均燃費は、現在日本国内で新車販売されている車両の中で、燃費が公表されている車両の平均値を算出したもの。いかに原付2種の燃費が優れているか、ひと目で分かるはずだ。

ご当地ナンバーも楽しい!

陸運局で車両の届出を行う126cc以上のバイクと違って、原付・原付2種の届出は各地方自治体がその管轄となる。126cc以上では、記載される地名が各地の陸運局の所在地を示すのに対し、原付では使用の本拠となる区名や市町村名がナンバーに記載されるのだ。
 こうしたナンバープレートの高い地域性に着目し、最近では町おこしの一環として、独自デザインのナンバープレートを用意する自治体も増えてきた。これも原付・原付2種クラスならではの面白さのひとつなのだ。

ご当地ナンバーも楽しい!

全国の自治体で採用が進む『ご当地ナンバープレート』の一部。地域特有の名勝、名産品などをモチーフにオリジナリティ溢れるデザインが魅力だ。ただ、車両によっては似合わない場合も……。

ファッションの一部として
ファッションの一部として

一部では実用車のイメージが強い125クラスだが、古くからファッション性をとことん追求したモデルも存在している。イタリアのベスパなど海外製スクーターはその典型で、上位クラス同様に自身のライフスタイルを体現するひとつのツールとして人気が高い。ホンダの新型125シリーズも、そうした層にも受け入れられる高いファッション性を持ち合わせていることにも注目だ。スポーツからファッションまで、この振れ幅の広さも125の魅力なのだ。

ファッションの一部として

眺めているだけでも楽しく、そしてバイクと自分をどうコーディネートするかをアレコレ妄想する。ファッション性の高いバイクには、そんな楽しみがある。バイクを単なる道具ではなく、ファッションとして捉えるのも、楽しみ方のひとつ。125クラスにはそんな遊び方にピッタリの個性派が揃っているのだ。

カスタム・レストアを楽しむ

愛車を自分好みのスタイルに仕上げるカスタム、不動車ベースから楽しむレストア。実はそれらの入門に125クラスはピッタリの素材だ。車体・部品代など、様々な費用が上位機種に比べて相対的に安いからである。また、シンプルな車体構成の車両が多く、手を入れやすいというのも大きな魅力。お金をかけようと思えばいくらでもという世界だが、無理をしない範囲で行う方が長く楽しめる。オトナの趣味にはピッタリなのだ。

カスタム・レストアを楽しむ

古い車両を見つけ出して復活させるレストア。年式が古くても元気良く走る車両は意外に多いのだ。もちろん、現行車ベースでカスタムを楽しむのもアリ。どちらにしてもDIYで行うライダー多し。

旅の相棒としても○

125は近所の足! という人も多いが、コアなユーザーたちは高速道路に乗れないというハンデをもろともせず、ロングツーリングを楽しんでいる。中には一日で300km以上を走ったり、下道オンリーで往復1000kmオーバーの旅へ繰り出すという猛者も……。それ以外でも、威圧感のない車体を生かして普通のバイクでは入りづらい観光地の散策を楽しんだり、狭い田舎道で遊んだりと、125ならではの旅を楽しむライダーも実は多いのである。

旅の相棒としても○

旅に出る独特の高揚感に排気量は関係ないのである。気の合う仲間と出かける旅、1人で淡々と距離を重ねる旅、125だからと言って自分でその行動範囲を狭めてしまうのはもったいない!

レースで遊ぶ
レースで遊ぶ

ロードレースやモトクロスなど、クローズドコースで思いっきり走らせることもバイクの楽しさのひとつ。金銭面や怪我のリスクなど、中・大型バイクではハードルが高く感じてしまうこうした遊びも、125クラスなら気軽に始められる。実際にも入門クラスとして125のレースは数多く開催されている。ここからステップアップを目指すもよし、125にこだわって遊ぶもよし。バイクの本質に迫る楽しさは排気量に関係ないのだ。

レースで遊ぶ

【左】カブやベンリィのほか、70年代の旧車をベースにオフロード仕様に改造して楽しむビンテージモトクロス。ロードに比べて初期投資が少なく楽しめる。【右】エイプやモンキー、KSRなどを極限までチューニングしてレースに挑む『ミニモト』でのひとこま。ビッグバイクレースの練習にと取り組むライダーも多い。

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