GooBike特集 バイクに関する特集ページ。バイク選びのノウハウなど、バイクライフを充実させるための情報が満載です。
TOP > 記事 > GooBike特集 >お手軽、お気軽、コストも安い 今、250ccが熱い!!
お手軽、お気軽、コストも安い 今、250ccが熱い!!
キャラの異なる4台にイッキ乗り! 各車の魅力を徹底分析!!
250スポーツバイク市場の勢いが止まらない。
一体なぜそんなに売れているのか? なぜ250なのか? 本誌ではシーンを牽引する
4台に注目、試乗を行った。そこから見えてくるモノとは..。
Text/Kentaro Sagawa ,TOMO, Ryo Tsuchiyama Photo/Mitsuaki Motishita

若年層からリターンまで幅広い250人気の理由

 250クラスがこれほどまでに盛り上がっているのは、果たして何年ぶりだろうか。そう思えるほど元気がいい。古い時代を知るベテランも、そうでない若年層のライダーも、いまのバイク界を賑わす様々なニュースの中に、250ネタが多いことに気がついているだろう。
 実際、街中でも郊外でもシーンを賑わせる車両をよく目にする。新車販売台数を見ても分かるように、とにかく250クラスのスポーツバイクは、いま人気なのである。だが、少し前までは不遇の時代とも取れるほど、寂しい状況が続いていたのも事実。免許制度改正による大型車ユーザーの増加に伴ってビッグバイク信仰が高まったこと、さらに同時期に排気ガス規制や騒音規制の度重なる厳格化によって、車種が激減してしまったこと、こうした理由から250クラスでは本格的なロードスポーツが消滅してしまった。ところが、08年にカワサキがニンジャ250Rを発売すると状況は一転。クラスとしては久々の本格的フルカウルスタイル、小気味良いエンジンフィール、海外生産による思い切った価格設定で若年層を中心に大ヒット。遂には他メーカーも同様のコンセプトを踏襲して追随するようになり、失われた期間を取り戻すかのように市場は活気づいてきた。
 では、人気車両の実力はどうなのか? 今回は経験もスキルも異なる3人のライダーの試乗を通じて、各車の魅力に迫ってみよう。

トモ/女子ライダー代表
TOMO

モデル兼ライターとして二輪各誌で様々な企画にトライするTOMOさん。長い手足を生かし、どんな車両でもサラリと乗りこなしてしまうスキルの持ち主。また、その美しいライディングフォームに魅了される男性ファンも多い。かつては水泳の選手として慣らし、バイクの世界ではジムカーナで腕を磨いたという体育会系でもある。最近はBMW K1300Rを愛車として、各地を走り回っている。身長167cm。

さがわ・けんたろう/ジャーナリスト代表
佐川 健太郎

二輪各誌で活躍する佐川さんは、これまで試乗してきた車両は300台を軽く越えるという経験の持ち主。また、ライテク向上を目指す各種スクールの講師としても活躍し、自身でも講座を主宰する。08年には、アメリカで元世界GP王者“ケビン・シュワンツ”が主宰するスクールを卒業、さらにMFJ公認インストラクターの資格も取得する。初心者にも分かりやすい語り口で、的確な車両評価に定評がある。身長179cm。

つちやま・りょう/編集部代表
土山 亮

GooBike誌では巻頭特集とEVコーナーを担当する編集スタッフ代表の土山。バイクはジャンル問わず大好きだが、ここ数年は旧車にどっぷりの生活が続いている。特に大好物なのはオフロード系の旧車で、年に数回はビンテージモトクロスにも出場する。一方、ロードの方はセパハン車両に苦手意識が強いという時代遅れの30代。最近は旧車のロードレースやダートラにも興味津々。身長162cm。

今回3人のライダーが試乗する車両は4台。ご覧の通り、どれも各社が威信をかけて市場に投入した人気モデルばかり。見た目もエンジンもバックボーンも異なる4台は一体どんなバイクなのか? それぞれの視点で本音を暴露!

BACK NUMBER

テイストフルな2気筒に乗りたい
バイク用のエンジンにはさまざまな形式が存在するが、・・・
手軽に遊べる小型バイクに注目
今、原付二種モデルの勢いがいい! そして、それにつられるように・・・
バイクに乗って冒険へ行こう
果たして世界にまだ冒険はあるのか

バイクはクルマと同じく移動の手段になる。しかし、多くのバイク乗りは・・・
ミドルスポーツを読み解く、
5つのポイント

1000ccスーパーバイクの遺伝子を感じるスポーティで・・・
クルーザーの正しい楽しみ方
クルーザー=アメリカンタイプのバイクと考えられていたのは、・・・
EICMA×東京モーターショー
2年に一度の東京モーターショーに、世界最大の・・・
スクランブラーを愉しむ
2010年代に入って、ファッション<流行>はライフスタイル・・・
スーパースポーツを
100倍楽しく乗りこなす

レーシーなスタイリングに低いハンドルとバックステップ・・・
ヤマハSR400が
今なお支持される5つの理由

世の中には同一の車種名を持つロングセラーモデルは多いが・・・
いま、ネオ・クラシックが熱い
いかにもオートバイ然としたクラシックタイプのバイク。・・・
記事一覧