こんなにもスパルタンなカフェレーサーに変身できる!エンジンとフレームの形状を生かしてカスタムしたい。
◎写真はChuckBoxのカスタム例
クラス随一の作り込みとタマ数の多さが魅力!
もうすぐデビューから20年を迎えるエストレヤ。時代を見越してクラスでいちはやくフューエルインジェクションを搭載したモデルでもある。
250ccクラスではCB223、ST250などのライバルもいるが、エストレヤの魅力はなんと言っても魅力的なエンジンの形状だ。他の車両のほとんどが他車種からエンジンを流用している中にあって、エストレヤはわざわざエンジンを新たに開発して搭載しただけあって、他のどの車両にもない個性的な造形をしているのだ。それだけにエンジンの形状でいえばクラシック感はピカイチなのだ。
また、車体についても鉄の質感を大事にした前後フェンダーや、オーソドックスながらも特徴のあるフレーム、シンプルなライト類や大きなメーターなど旧車をよく研究されて作られているため、ノーマルのスタイルはとても完成度が高い。
さらに、長く作られていることもあり、いまではカフェレーサーはもちろん、チョッパー系のカスタムパーツが沢山販売されているから、自分好みのカフェスタイルを作るには申し分のないベース車だ。また、車検がない250ccクラスという点でもユーザー側には維持費などでメリットが大きいといえるだろう。タマ数もとても多いから、ノーマル/カスタム済みを含めて車両も探しやすいはずだ