レースに出るなら、排気量やホイール径など、ルールに合致したマシンとなるが、単純にサーキット走行だけを楽しむなら、バイクは自由に選べる。サーキットの走行規定さえクリアできれば、あとは好きなのに乗って楽しめばいい。タイムを気にしないなら、4スト50だって十分に楽しめるし、むしろ遅いバイクのほうが楽しく感じるときもある。ただ、よりスポーツ走行を楽しむためには、クラッチは自動遠心式ではなくマニュアル式のほうが、操っている感じが味わえるし、エンブレのコントロールなんかも楽しめる。KSRなんかは、けっこう安くマニュアルクラッチ化できるから、ぜひ検討してたい。タイヤも、選べるのであればロードスポーツよりのモノを履いて走りたい。ミニとは言え、基本的な整備だけは忘れずやりたい。オイル漏れなんかした日には、他の走行者が大迷惑しちゃうぞ！

　バイクレース業界では、トラック＆バス系を除いた個人向けのトランポとして最高のクルマは、トヨタのハイエース（バン）とされている。なかでも、バンでありながらワゴンに近い装備を持つスーパーＧＬの人気は、かなり高い。

　でもお気軽ミニバイク遊びには、そこまでのトランポは必要なし！

　もちろんハイエースがあれば言うことないが、いわゆるミニバンだって、３列目シートが可倒式だったりすれば、余裕でミニバイク１台と装具などの必要なモノが積める。しかもミニバンなら、デート用やファミリーカーとして使ったりしても、違和感がないのだ！