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今回お借りしたのはモトグッツィ1200スポルト。SPORT(スポルト)は、同社の公道用スポーツモデルの中で最もスポーティなモデルに与えられてきたモデルネームである。ビキニカウル装備のネイキッドスタイルに、モトグッツィのアイデンティティでもある空冷縦置き 90°Vツインエンジンとシャフトドライブの組み合わせ。一見するとオーソドックスなスタイルだが、細部のバーツやデザインにイタリア車らしい個性を見つけることもできる。
跨ってみるとハンドルが遠く、しかも幅広なので小柄な人はちょっとつらいかも。シート幅も広く、大柄で手足の長いイタリア人向けのポジションだと感じた。そして走り出すと、シャフトドライブ特有のトルクリアクション(アクセルのオンでリアが浮き上がる)は確かに感じる。CARCシステム(スイングアーム内にドライブシャフトとデファレンシャルギアを内包しトルクリアクションを抑える機構)でクセは小さくなっているとはいえ、チェーンドライブ車に慣れたライダーなら最初は違和感を感じるかもしれない。だがすぐに慣れるし、Uターンがしやすいなどのメリットにも気づかされた。そして、何より楽しいのである。エンジンにも車体にも過剰なまでの過激さはなく、乗り手がストレスを感じない。それでいてスポーティさも併せ持つ。トータルでのパッケージングの見事さなのか、「これがモトグッツィだ」と感性に訴えかけられているように感じてしまった。ロングツーリングにはピッタリだとか、ワィンディングに持ち込んだらどうかなとか言う前に、エンジンをかけて走り出すだけで楽しさを味わえる。久しぶりにそんなバイクに出会った気がした。
モトイタリアみまさかでは、BMWでは大人しすぎるから、ドゥカティは過激すぎるから、ハーレーよりも輸入車らしいから、とモトグッツィに乗り換える人も多いという。それらのメーカーとはまたひと味違う、個性と楽しさを持ったモトグッツィ。ぜひ一度味わって欲しいものである。
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| モトグッツィ1200スポルト |
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全長×全幅×全高
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2,195×840×1,180mm
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シート高
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840mm
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乾燥重量
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229kg
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エンジン種類
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空冷4ストロークV型2気筒OHV 2バルブ
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総排気量
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1151cm3
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最高出力
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68kW/7,250rpm
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最大トルク
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96.2N・m/5,500rpm
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燃料タンク容量
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23L
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タイヤサイズ(前・後)
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110/70-17M/C 54S・130/70-17M/C 62S
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ブレーキ(前・後)
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ダブルディスク・シングルディスク
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車両本体価格
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1,698,900円(消費税込)
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