インジェクションの恩恵と操る楽しさを実感
カワサキが送る人気のモタードモデルがこのDトラッカーX。08年モデルは、フューエルインジェクションを採用し性能向上を果たしたエンジンと、よりシャープでよりアグレッシブなスタイリングが特徴です。
伊吹山のワインディングに持ち込んで痛感したのはバイクを操る楽しさ。高剛性フレームや新設計のアルミスイングアーム、43φ倒立フロントフォークにユニトラックリアサスと走りの装備は充実しています。何より乾燥重量129キロという軽さがイイ!!タイトなコーナーをヒラリヒラリと切り返していく様は、ビッグバイクでは味わえない楽しさです。スムーズに噴け上がるエンジンと組み合わさって、文字通りバイクを意”のままに操る“楽しさを満喫させてくれます。攻め込んで走ったときのポテンシャルも相当なものでしょうが、適度なペースでワインディングを流したときの楽しさも又格別なバイクなのです。モチロン街中での扱いやすさも兼ね備えています。ストップアンドゴーや細い路地での低速走行など、初心者にも優しい素直さを持っていると言えるでしょう。
さらに今回の取材では、図らずも新たに採用されたフューエルインジェクションの恩恵も確認できました。標高1300mを越える伊吹山、しかも途中で霧が出るという悪コンディション。麓の街と山頂では、気温も気圧も湿度も大きく違っていたはずです。ところがこのエンジンはそれを感じさせてくれません。麓であろうが山頂近くであろうが、アクセルを開ければしっかり回転が付いてきます。中速域でのピックアップも鋭く、スムーズで扱いやすい。気軽にライディングを楽しむことが出来ました。加えて、リッター当たり約30km以上という好燃費をマーク。ガソリン代が急騰する昨今、維持費の少ない250ccということもあり、お財布に優しいのも嬉しい限りです。
今回の取材車両には、トリックスターオリジナルマフラーが装着され、なかなかに元気のいいサウンドを聴かせてくれました。バッフル挿入で音量調節も出来るので、街中の走行でも安心です。興味のある方は車両と合わせてぜひお店に問い合わせてみて下さい。 |