|
今月のパートナーバイクはホンダフォルツァ。04年5月から07年5月まで37ヶ月間連続で軽二輪届出台数第一位を記録した人気モデルである。08年モデルの注目は、新設計の4バルブエンジンが搭載されたことだろう。従来型の2バルブエンジンに比べ、更に中低速域が力強くなり、こちらも進化したホンダSマチックと組み合わせてスポーティな走りが楽しめる。スマートカードキーシステムなど利便性の高い機能も満載で、スタイリッシュなデザインも磨きがかかっている。
プライベートではハーレーに乗るアンジェラちゃんは、実は公道でのビッグスクーターは今回が初体験。自動車学校でのオートマ教習でしか乗ったことがなく不安げな様子。とはいえ最初こそ、ニーグリップのないスクーターに戸惑ったものの、素直なハンドリングのおかげもあってすぐに慣れた様子である。
気になるエンジンの方は、「思ったよりもよく走りますよ。経験がないので他のモデルと比べられないけれど、乗りやすいし加速もイイですから」と好評価。確かに、パワフルというわけではないが、250cc単気筒にしてはトルク感もあり、特に中低速でのツキは想像以上であった。オートマチックモードで普通に走っていても、動力面で不満を感じる場面は少ないはずだ。そしてさらに、ホンダSマチックの存在も見逃せない。アンジェラちゃんも「上手に使えたら楽しいと思いますよ」と話してくれた。ガンガン攻めて走るバイクではないとはいえ、高速の追い越しや登り坂はモチロンだが、ワインディングでもメリハリの利いたライディングが楽しめるだろう。指一本の操作という簡単さも好印象だ。

一方で「意外と大きいんですね」と、そのボディサイズにはちょっと驚いていた様子。センタースタンドを外したり引き回したりした時は、ちょっと慣れが要るようだった。ただし、その大きさは走行時の安定性を生んでいるのも見逃せない。高速などではついつい不安定になりがちなビッグスクーターだが、意外とどっしり構えた走りが頼もしかった。それでいて切り返しなどのハンドリングは軽快なのだから、良くできたものである。ビッグスクーター初心者の彼女にも優しい素直なハンドリングと、機能装備を活用した懐の深さも広く支持される要因なのだろう。
そして意外と楽しかったのがデジタル表示の燃費計。環境問題を…、なんて切り口でコースを選んだこともあるのだが、数値を上げるために走り方やアクセルの開け方を工夫したりして、それが一目で確認できるのが楽しいのである。高速のクルージングなら30km/Lをはるかに超える数値を出すあたりに、新開発4バルブエンジンの実力を見た気がした。
3月にはビルトインタイプのオーディオを装備したオーディオパッケージも登場し、更に楽しめるモデルになっている。スタイリッシュなデザインで、ビッグスクーターの楽しみ方として定着したカスタムのベースとしても人気のフォルツァ。ぜひ一度乗ってみて欲しいモデルである。 |