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職人の心意気が生きる文化。
その1「鏝絵」
町内に100点余りが今も残る。 |
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安心院は「スッポンとワイン」だけじゃないのだ。この町には、あちらこちらに約100 点もの鏝絵(こてえ)が残されている。その前に鏝絵の説明を。鏝絵とは、左官職人が鏝を使って漆喰と呼ばれる材料に数種類の顔料を使用して描くレリ−フの事で、江戸時代末期から明治時代、盛んに作られたもの。主に民家の妻壁や戸袋(雨戸を収納する箱)に描かれており、その技法は様々な形態がある。家々の経済力や社会的地位によって、彩色されないレリ−フ状のものから5 色を使ったものもある。絵柄には、家紋や縁起が良いと言われる動物や十二支などがある。家族の健康や幸福、子宝などの祈りや火伏せ、魔除けなどの願いがこめられ、今も昔も庶民の「幸福」への願いの大きさがうかがえる。現在、日本家屋の衰退とともに鏝絵職人が減り、職人の技が失われつつある。鏝絵は、たいがい家の壁にあるので勝手に庭に入り込むわけに行かず遠くに見ながらシャッターをきる。家の前にバイクを停めるのを怪訝そうに見ながらも「鏝絵を見せていただけませんか」と申し出たら「どうぞ」と笑って見せてくれた地元のおじさん、おばさん、ありがとございました。先ほども述べたが、この鏝絵は町内に100 点ほどあり、宇佐市役所安心院支所に行けば鏝絵マップをもらえるので1 つずつ念入りに探しながら職人の心意気に触れるのも楽しいかもしれない。
○鏝絵マップがある「安心院支所」
大分県宇佐市安心院町下毛2115番地
電話: 0978‐44‐1111 |
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